お花見レガッタ

2006/04/08 – 2006/04/09
埼玉県戸田ボートコース
女子2x
S : 清野 こはる
B : 後藤 由紀子
男子2x_A (CHALLENGER)
S : 小島 大明
B : 天野 友道
男子2x_B (ENDEAVOR)
S : 斉藤 拓真
B : 道添 翔太郎
男子4x+ (蒼鱗)
C : 長野 洋明
S : 浅野 芙二郎
3 : 波留 啓一郎
2 : 田中 啓太郎
B : 佐藤 駿

女子2x

No.23, w2x Heat A, 2006/04/08 10:50
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 埼玉大学 2’01"05 4’06"18 4
2 早稲田大学_A 1’47"45 3’39"92 1
3 早稲田大学_B 1’52"15 3’48"11 2
4 筑波大学附属高校 2’14"16 4’31"22 5
5 明治大学 1’54"27 3’52"20 4

女子クルーにとって久しぶりの試合ということで、かなり緊張して臨むレースと なった。流れはかなりの順流。そのためクイックスタートになったが、スタート直後 に5レーンに曲がってしまった。審判に注意され方向は修正したものの、すっかり冷 静さを欠いてしまい、200m地点で腹切り。すぐに立て直すもあせったまま漕ぎ出 したため300m地点で再び腹切りしてしまった。後半500mからは漕ぎが安定し てしっかり艇速を伸ばせたが、他の艇に大きく離されたままゴール。4着の埼玉大学 まであと100mだった。

大きな敗因としては、合宿最終日にストロークが肩を痛め、試合2日前までダブル での練習が出来なかったことと、予定外の注意を受けて冷静さを欠いたことがある。 肩の故障を早期発見できなかったコーチの責任は重い。さらに、練習から艇を真っ直 ぐ進められるように出来なかった指導力不足。好成績が出せそうだっただけにコーチ として悔やまれるレースだった。(畑中)

No.81, w2x Final C, 2006/04/09 10:40
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大学附属高校 2’13"38 4’36"14 6
2 東京漕艇倶楽部_B 2’08"49 4’29"57 5
3 北里大学医学部北里会_B 2’09"44 4’25"24 3
4 浦和第一女子高校_B 2’06"56 4’22"86 1
5 北里大学医学部北里会_A 2’10"30 4’26"04 4
6 浦和第一女子高校_C 2’09"79 4’24"31 2

コンディションは昨日と同じ。スタートは漕艇倶楽部と一女のBが先行し、附属と北里会の二艇が並んで追いかける形となった。しかし、200m地点を過ぎた頃から徐々に地力の差が出てきて、500mを過ぎる頃には漕ぎの精彩を欠いてしまった。スタートでは1艇身ほど差をつけていた一女のCに刺された辺りからまた盛り返し、スタミナが切れてきた漕艇倶楽部にあと1艇身まで一気に迫るも、ラストスパート前から再び失速。結果100mの差をつけられ6着でゴール。力の差をまざまざと見せ付けられるレースだった。

試合前の練習不足があったとはいえ、500mと1000m手前のスタミナ切れは明らかに致命的である。一女とのタイム差も二度も腹を切った昨日より離されていて、現状での一女戦の勝利は難しい状況である。今後はいっそうの練習の強化と、途中で艇速を減速することなく最後まで漕ぎきれる力を身につけさせたい。クルーも一女のCだけでなく、新人戦では勝利していた北里大学医学部北里会に勝てなかったことはかなりのショックだったようなので、その悔しさをばねに一女戦ではぜひ相手を突き放すような漕ぎを見せてほしいと思う。(畑中)

男子2x

No.28, m2x Heat B, 2006/04/08 11:15
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大学 Withdrawal
2 明治大学 1’36"66 3’25"54 3
3 警視庁 1’38"45 3’22"15 2
4 栃木県立佐野高等学校 1’49"37 3’49"55 4
5 日本体育大学 1’37"65 3’20"97 1
6 筑波大学附属高校_B 1’56"74 4’02"44 5

春風が吹き、順流のなかでのレースとなった。スタート時にバウの腹切りにより艇が大きく曲がり、そのままスパートで焦ったまま他艇においていかれた。コンスタントでなんとか持ち直し、安定してきたが、レートが次第に下がっていき、ラストで盛り返すこともなくゴール。結局、スタートでの差がそのままゴールでの差となった。

練習でも腹切りの起こることもしばしばで、丁寧なオールワーク・スライドでの落ち着きが足りないのではと思われる。明日はレートに比例する足けりと落ち着きを意識して望みたい。(西村)

No.30, m2x Heat D, 2006/04/08 11:25
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 埼玉大学 1’52"14 3’53"56 5
2 学習院高等科 1’49"09 3’50"61 4
3 埼玉県警察機動隊 1’40"27 3’29"48 1
4 筑波大学附属高校_A 1’55"68 4’00"57 6
5 東京医科歯科大学_B 1’44"35 3’33"45 2
6 一橋大学 1’41"40 3’37"86 3

10分前の附属Bのレースと同じコンディションで順流でのレース。スタートでは特にミスが無かったが、かねてからの課題であるフィニッシュでの伸びが今一つであった。他の艇が視界から消え、そのままずるずるといき、ラストスパートでの勢いも欠け、ゴールを迎えた。

後半500で約十秒落ちからも分かるように、もっとメリハリの効いた漕ぎが欲しかった。辛くなったら2人で盛り上げ、それを足けりに反映させる。技術が上達してきたときこそ、大前提であるところを意識しなければならない。(西村)

No.84, m2x Final G, 2006/04/09 10:55
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 埼玉県立八潮高等学校_B 2’07"82 4’12"61 5
2 自治医科大学 Withdrawal
3 新潟大学_B 2’03"81 4’04"92 4
4 筑波大学附属高校_A 1’59"67 4’00"94 1
5 筑波大学附属高校_B 1’58"82 4’03"23 2
6 開成高校 2’02"94 4’04"16 3

風も穏やかで、やや順流のなかでのレースであった。課題のスタートで2艇がとびだし、附属A、Bが先頭を争う形となった。その後、抜きつ抜かれつを繰り返し、わずかに附属Bが先行で500m地点を通過。ところが、じりじりと他艇に差を縮められ、附属Aが逆転してゴールした。

並べることでお互いを高めあってきた2艇の姿が今日見られたと思う。ただ、開成、学習院のダブルに勝つためには、これからの一つ一つの練習がカギとなる。最後までこの姿勢を崩さず、対校戦で勝利を迎えたい。(西村)

男子4x+

No.49, m4x+ Heat C, 2006/04/08 14:25
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 慶応義塾高等学校 1’38"59 3’21"84 1
3 早稲田実業高等部 1’41"51 3’25"65 3
4 早稲田大学高等学院_B 1’41"72 3’26"64 4
5 筑波大学附属高校 1’38"59 3’24"64 2

新年度のボートシーズンの開幕である。今年は新三年生が少なく、対校も新二年生主体の若いクルーとなった。他校のクルーとの差は「プレッシャーの元での1000mの経験値」であると考え、合宿からの練習では高レートの長距離をメインにメニューを組んだ。お花見レガッタは、対校戦前の格好の練習の機会であり、1000mを安定して漕ぎきれるかが課題となる。

岸蹴りの時の穏やかな天候からは一転、レース直前は横風、レース中は追い風と言う、春らしい不安定な風の中でのスタートとなった。スタートではトップボール差でトップ、スパートで2レーンに迫られるものの、コンスタントに入る時にはカンバス差程度のリードを奪い、レースを引っ張っていく。しかし、コンスタンとレートが安定しなかったためか、第2クォーターから2番のフィニッシュが小さくなり、じりじりと差を縮められる。500m通過時点で2レーンと並び、第3クォーターでは失速、水をあけていた3レーンにも逆カンバスまで詰めよられる。ラストスパートでわずかながら持ち直すものの、結局2レーンとは水をあけられてゴール、タイム順で決勝Aに進むことはできたが、課題の多いレースとなった。

第3クォーターが課題である。前半500mのタイムは、参加クルー中トップ対と評価に値するが、後半の落ち方が大きすぎる。原因は、コンスタントレートが高めに出たことでドライブとフォアードのメリハリがあいまいとなり、スライドで充分休むことができなかったことである。結局中盤から漕ぎを崩し、スピードに乗り切れないまま終ってしまった。明日の決勝は接戦が予想されるが、だからこそコンスタントでのレートにこだわり、なんとしても漕ぎを崩すことなくゴールすることを目指す。(石田)

No.114, m4x+ Final A, 2006/04/09 15:50
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 早稲田実業高等部 1’40"60 3’25"38 5
2 学習院高等科_A 1’41"00 3’22"06 3
3 早稲田大学高等学院_A 1’37"72 3’17"85 1
4 慶応義塾高等学校 1’36"69 3’20"30 2
5 筑波大学附属高校 1’40"27 3’22"06 3

流れはゴール方向に向かっての順流、初日のタイムからいってかなりの接戦が予想されるレースとなった。昨日の第3クォーターでの失速を反省し、序盤のコンスタントレートを安定させ、漕ぎのクオリティーを保ったままゴールすることを課題として設定した。

スタートでトップスピードに入るのに時間がかかり、出遅れる。スパートで艇速を伸ばし、トップ集団にくらいついていく。課題のコンスタントレートは安定するが、逆に昨日ほどのトップスピードは出せず、じわりじわりと早稲田学院と慶應に差を広げられる。500mを通過する時点で、先行する2艇の後ろに、早稲田実業、学習院、附属の3艇が横一線で並ぶ形となった。附属は、昨日失速を起こした第3クォータでも艇速が落ちることはなく、スパートでも何とかふんばり、終ってみれば学習院と同着で3位という結果となった。

課題のコンスタントレートが安定し、後半でほとんど艇速が落ちなかったことは評価できる。しかし、1000mを通してキャッチが粗く、トップスピードとはいえない艇速でのレースとなった。来週から対校戦が始まるが、課題はキャッチでいかに素早く、効率よく水をつかむかとなる。学習院戦まで残り一週間、日々の練習を丁寧にこなしながら、集中力を高めていく。(石田)

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