附属端艇部通信33号

先日の東日本選手権に出漕した選手の感想文になります。

123回 田村健吾(Aクルー(朱龍)、バウ)

今回、朱龍のバウを務めさせていただきました、123回の田村健吾です。
私達1年生にとっては初めてのレースとなった今大会、結果としては2位となりまし
たが、非常によい経験を積むことができました。タイムとしては、モーションの時より
10秒以上速かったものの、目標としていた3分45秒を切ることができず、悔しい気
持ちものこるものとなりました。

レースでは特にモーションの大切さを学ぶことができました。僕たちの艇はスタート
が不得意で、モーションで何回もやったにも関わらず、本番でもうまくスピードに乗せ
ることができなかったため、スタート直後に東京選抜が視界から消えてしまうというこ
ととなり、改めてその大切さを感じさせられました。また、タイムについても言えるか
と思います。4分を切ることができずに本番を迎えましたが、結果的には10秒ほど上
回ることができ、なぜモーションから4分を切ることができなかったのかと自責の念に
かられました。火事場の馬鹿力という言葉がありますが、それをもってせずとも切れた
だろうと思います。これからは、1回1回のモーションを大切に全力でやっていきたい
と思います。

これで今回のクルーは解体されてしまいますが、これからもお互いに切磋琢磨し、さ
らに練習に精進していきたいと思います。応援してくださった皆様、ありがとうござい
ました。そしてこれからも御声援のほどよろしくお願いします。

123回 伊勢川明久(Bクルー(鳴鳳)、ストローク)

鳴鳳のストロークとして大会に出場した123回の伊勢川です。
今回の大会は結果が素晴らしかったかと問われれば、答えに窮しますが、ボート部に
入って初めてのレースということで、様々な収穫があったのではと思います。
このクルーは先輩方によく仲が良いと言われてきました。それは、互いに甘やかしている
からではなく、相手をしっかりと評価し、助言できる、そういう状況故にできた物である
と考えます。このメンバーと初めての大会に臨むことが出来て幸運だったと思っていま
す。たった二ヶ月ですが、一緒に努力し、汗を流した仲間達に感謝しています。
次回以降の大会では新たなメンバーと共により強い気持ちで勝ちを取りに行きたいと
思っています。OB,OGの皆様の期待に答えられるよう日々精進していきますので、今後
とも応援よろしくお願いします。

123回 小松崎夏海(Cクルー(蒼鱗)、コックス)

先日行われた東日本選手権で蒼鱗のコックスを務めさせていただきました、123回の
小松崎夏海です。
今回の大会で蒼鱗はいい結果を残すことは出来なかったものの、午前・午後と二回の
レースを通じて数多くの成果や課題を見つけることができ、今後につながる大切な一歩
を踏み出せたのではないかと思います。

今大会に出場する男子クォドのクルーは全員が一年生ということもあり、クルーを結
成したばかりの頃は漕ぎもままならないような状況で、僕自身もコックスとしての知識
も経験もない、まさにゼロからのスタートでした。しかし、一回一回の練習を重ねるご
とに漕ぎのレベルが少しずつ、でも確実に上がっていくのが感じられ、短い間でしたが
充実した二ヶ月間になりました。時には弱音を吐いてしまったり、また、自信を失って
しまうような時もありましたが、仲間と共に努力を重ねてきたからこそ乗り越えること
ができたのだと思います。

この大会を終えてクルー解散となってしまうのは非常に残念ですが、新しいクルーで
の練習が始まってからも今まで身につけた数々の経験が最大限にいかせるように、そし
て、さらに多くのものを得ることができるように、一回一回の練習に懸命に取り組んで
いきますので、これからも応援よろしくお願いします。

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