第89回開成レース・第31回浦和一女戦

2017/04/15
埼玉県戸田ボートコース

動画はこちらからご覧になれます。

女子ダブルスカルA(ENDEAVOUR)
S:白石桃子 B:岡島珠実
女子ダブルスカルB(DISCOVERY)
S:宮本佳苗 B:須藤英恵
男子ダブルスカルA(CHALLENGER)
S:見崎秀憲 B:小原優人
男子ダブルスカルB(海国民)
S:松野大河 B:中村隆成
男子ジュニアクォドルプル(朱龍)
C:宇治知哉 S:神部貴樹 3:児玉祥 2:川井俊輝 B:有山拍我
対校クォドルプル(白鳳)
C:向井皇喜 S:高橋宣成 3:齋藤大地 2:飯塚望 B:石原秀一

女子ダブルスカル

女子ダブルスカル 14:45
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 浦和一女高校B 0’00″00 3’59″84  2
3 筑波大学附属高校A 0’00″00 4’02″98  3
4 浦和一女高校A 0’00″00 3’58″08  1
5 筑波大学附属高校B 0’00″00 4’27″19  4
(ENDEAVOUR)スタートから一女Aに出られ、100mまでは一女Bについていく。しかしそこから一女Bにも離されていき、250m通過時には一女Bに一艇身の差を許していた。前半500mはタイムを見ればそこまで悪くはなかったのだが、お花見の決勝で4分切りを見せたときのような、ブレードワークの統一感には欠けていた。後半も普段通り、そこまでの落ちは見せずに漕ぎ切ったのだが、一女の両艇には終始二艇身の差を保たれ、先にゴールされた。一女の強さを痛感させられた。今日の悔しさをバネに、来週の中杉戦は必ず勝ちにいく。(安久)

(DISCOVERY)スタートから200mまでは自分の漕ぎが出来ており力強く漕げていた。しかし200mを過ぎると途端に失速した。キャッチで蹴り戻り、フィニッシュでも押しきれていなかったため漕ぎが小さくなったのが原因だった。500mを過ぎた地点でバウの声がけから若干勢いを取り戻したが、第4Qでは再び失速してしまいそのままゴールした。総じて見ると、体力のなさ・レース経験のなさ・漕ぎの精度のなさ、どれをとっても一女との間に大きな差がある。厳しい意見かもしれないが、彼女らにはあと1年猶予がある。彼女らにはしっかりこの差を縮め、追いつくだけでなく一女を追い抜かしてほしい。(能)

男子ジュニアダブルスカル

ジュニアダブルスカル 15:15
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 開成高校 0’00″00 3’47″01  4
3 筑波大学附属高校B 0’00″00 3’40″27  2
4 開成高校 0’00″00 3’36″21  1
5 筑波大学附属高校A 0’00″00 3’45″63  3
(CHALLENGER)126回生で組まれたダブルということもあり、クルーを組んだ当時は3分30秒という、ダブルとしては高めの目標を立てた。しかし、いざ練習が始まるとクルーが揃わず、練習は思うように進まず、2人の信頼関係もうまく築けていなかった。4月に入りやっと足並みが揃い出したが、開成、日本橋高校の実力に届かなかった。やはり日々の積み重ねの力は大きい。コーチとして、彼らにできることがもっとあったと思うし、引退試合を勝利で飾ってあげられず、非常に申し訳なかった。選手、コーチ陣、共にこの結果を今後につなげていけたら良い。(宮田)

(海国民)これまでの試合で得意としていたスタートでバランスを崩し、少し出遅れてしまう。その分ミドルスパートではしっかりと決まりしっかりと艇を伸ばすことが出来たが、開成Aには最後まで差すことが出来ずにそのまま2位でのゴールとなった。アップの段階では今までで一番オールの動きが揃っており、スタートを除けば大きな崩れも無かった分、まさに海国民クルーにとって集大成の試合であったと思う。それでも4秒が遠かった。全力を出し切ったにも関わらず、完全な力負けをするのはどういう事かをこのレースを通じて選手、コーチ共に実感した。(大原)

男子ジュニアクォドルプル

ジュニアクォドルプル 15:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
3 開成高校 0’00″00 3’47″12  3
4 筑波大学附属高校 0’00″00 3’35″50  2
5 開成高校 0’00″00 3’31″71  1
今年の附属のジュニアクォドルプルは、漕手の経験の浅い者が中心となって組まれた。そのため、クルー結成当初は「開成と互角に渡り合えるだろうか?」といった不安が全くなかったといえば嘘になる。しかし、春の合宿やお花見レガッタを通じて、その不安は少しずつ薄らいでいく。彼らは確かな成長を遂げている。「もしかしたら、このクルーで開成に勝てるのでは?」
レースが始まった。スタートで開成Bが附属を離していく。必死に食らいつく。悪くない。そのままファーストクォーターを2位で通過する。しかし、1位の開成Bはどこか余裕すら感じさせる漕ぎだ。振り返ってみれば、セカンドクォーター通過の時点でレースの様相は決まってしまったのかもしれない。その後も、差を縮めることも、また縮められることもなく、彼らのレースは終わった。クルーにとっては難しいレースだったに違いない。テクニックだけではどうにも繕えない、フィジカル面での差を感じずにはいられなかった。
レースを振り返り漕手は「あっという間のレースだった」と言うかもしれない。事実、目標としていた3’40には手が届いたのだから。ベストタイムの更新だ。それは素晴らしい。しかし、私にはとても長いレースに思えた。とても長く、そして重かった。(中村)

男子対校クォドルプル

対校クォドルプル 15:45
Lane Crew 500M 1000M Rank
3 開成高校 0’00″00 3’16″77  1
4 筑波大学附属高校 0’00″00 3’20″40  2
やや強めの順流の中のレースでした。
スタートでミスが出てわずかに先行されました。コンスタントのスピードはそこまで悪くなかったのですが、先行された焦りもありかなり無理のある漕ぎだったようです。500mを過ぎるとスピードがガクッと落ち、一気に差を広げられてしまいました。700m過ぎにラストスパートを入れますが差は縮まらず、1艇身差での敗戦でした。(石川)

今年度の惜敗により、開成レースの戦績は44勝45敗、浦和一女戦は5勝26敗となりました。

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