第85回開成レース・第27回浦和一女戦

2013/04/20
埼玉県戸田ボートコース

動画はこちら

女子4X+(紫雲)
C: 佐子 英梨子
S: 室岡 佐永子
3: 國崎 真奈
2: 青柳 千夏
B: 横田 智美
招待男子2X(DISCOVERY)
S: 田村 健吾
B: 中村 凱人
ジュニア4X+(鳴鳳)
C: 児玉 翔太朗
S: 安久 岳志
3: 重藤 真人
2: 伊勢川 明久
B: 三辻 文登
対校4X+(朱龍)
C: 小松崎 夏海
S: 石川 雄一
3: 後藤 拓野
2: 小関 遥
B: 大原 光平

OBレース

OBレース 15:10
Lane Crew 500M Rank
1 桐漕倶楽部 2’29″95 2
2 開成艇友会 2’16″48 1

浦和一女戦

第27回 浦和一女戦 15:20
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 浦和第一女子高校 2’00″35 4’02″88 1
2 筑波大学附属高校 2’03″58 4’08″47 2
午前までの逆風は収まり、静水でのレースとなった。スタートでは一女に出られる形となったが、ミドルスパートの甲斐もあり、第二まではなんとか食らい付けていた。しかし、第三クォーターで一本一本の伸びの違いと言った本来の実力の差が呈され、一気に水を明けられてしまい、ラストスパートで差を詰めたものの間に合わず、1.5艇身差でのゴールとなった。それでも、お花見の時には20秒あった差を、6秒まで縮めることが出来、最後のレースでベストタイム更新したこともあってか、漕ぎ終えた漕手の表情は晴れやかであり全力を尽くし切ったことを伺わせた。今までで一番覇気が感じられるレースであったように思う。
結果は負けであることに変わりはない。勝利でしか学べないことがある。引退となる3年生には、ボート部での経験を胸に更なる飛躍を期待している。そして、この悔しさを胸に、2年生には是非来年勝利を掴んでもらいたい。(岩本)

男子2X

男子2X 15:40
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 本所高校 1’46″63 3’38″22 1
2 筑波大学附属高校 1’49″2- 3’46″09 2
開成の選手の故障により急遽本所高校を迎えることになった。スタートに失敗してしまい相手に大きくリードを許してしまう。スパートで半艇身差まで追い上げたが、その後はじりじりと差を広げられ、八秒差をつけられゴールとなった。中盤以降のDiscoveryの漕ぎは今までのベストと言って差し支えなく、力量の差を見せつけられた。結果は残念だったが相手は全国レベルの高校であり、その差を体感するいい機会になっただろう。彼らには大きな舞台に立てるようもう一年努力を積み重ねて欲しい。(根岸)

ジュニア4X+

ジュニア4X+ 15:50
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 開成高校B 1’53″88  3’48″27  3
2 筑波大学附属高校 1’53″35  3’47″65  2
3 開成高校A 1’47″67  3’41″33  1
春とは思えないほどの穏やかな静水。スタート前の附属のクルーに緊張は見られなかった。良い雰囲気を作ろうと緊張を隠していたのだろうか。
スタートは練習通り、その後は開成Bと並び、練習時より若干レートがあがってしまった。漕ぎが崩れるかと思ったが、ここは対校戦の集中力が働いたからだろうか、レート相応の漕ぎ、そしてタイムを出すことができた。開成Bにわずかなリードを取りながら、苦手な第3クオーターへ。少しスピードは落ちてしまったが、大きく崩すこともなかった。ラストスパートではレートはもうあがらなかったが、最後まで蹴りを落とさず開成Bとは半艇身ほどの差をつけてのゴール。
3週間前のお花見レガッタの際の漕ぎからすると、今回の結果は大きな進歩だった。勿論、事実として開成Aには大きく差をつけられてしまったことは大きい。だが彼らにはまだ一年の現役生活が残されている。改善点が多い分、まだまだタイムへの期待も大きい。(繁田)

対校4X+

対校4X+ 16:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 開成高校 1’40″04 3’27″50 2
2 筑波大学附属高校 1’39″60 3’26″04 1
午前中に吹いていた逆風がピタッと止み、波も風もない最高のコンディションでのレースとなった。スタートでは並ばれるものの、直後のスパートで開成より前 に出ることができ、前半を一艇身差でリードするという、レース前に思い描いていた通りの展開を迎えた。後半になり、幾度と無く開成に差されそうになったものの、附属は焦らず集中力を切らさずに押し続け、差を維持し続けて最後まで漕ぎ切った。

3週間前のお花見レガッタでの開成との3秒の差は、この日には1.4秒にまで縮まっていた。実力は互角であったと思う。それでも勝ち切れたのは、きつい練習を乗り越えて身につけた漕ぎの繊細さ・力強さ・高い集中力、そして何としてでも勝つという執念がほんの少しだけ開成より上回ったからであると思う。

3年生が1名しかおらず、苦しい状況からのスタートであったが、最高の結果で終わることができた。残された2年生には、この経験を生かして、さらに高みを目指して行って貰いたい。(柳沼)

コメント

  • 鈴木幹雄 より:

    現役クルーの皆さん、コーチの皆さん、そして裏から支えてこられたOB・OGの皆さん 開成レースの勝利、おめでとうございます!

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