107回生3人と、院戦でダブルスカルを漕いだ二人の2年生でジュニアレースに出漕しました。スタートを失敗してしまい、一艇身ほどリードされました。その後徐々に差を詰め、ラスト700メートルほどのところでは何とか並び、一時はわずかに前に出ました。しかし競り合いになると、やはり急造クルーでは限界があり、わずかの差で負けてしまいました。2年生二人は、このレースで学んだことを今後の練習につなげ、さらに上を目指して欲しいと思います。

最後に、忙しい中練習に参加し、レースに出てくれた107回生の3人と、相手をしてくれた開成高校のジュニアクルーに感謝します。

今年の開成レースは、晴天で、風もそれほど強くなく、良好なコンディションの下で行われました。スタートでやや開成が先行しましたが、附属も慌てることなく序盤のスパートでレイトの上がらない開成を抜き、その後は少しずつ差を広げ、500ｍ地点で一艇身弱の差をつけました。後半は開成も気を吐き、残り300ｍ付近では半艇身近くまで差を詰めてきましたが、附属が残り250ｍでスパートをかけると、一本の伸びで勝る附属が再び差を広げ、開成に逆カンバス差をつけてゴールし、シェル艇移行後の新記録となる開成レース5連勝を達成しました。