第72回 開成レース

2000/04/15
埼玉県戸田ボートコース
ジュニア2x_B (CHALLENGER)
S : 安藤 紘太
B : 廣瀬 良次
ジュニア2x_A (ENDEAVOR)
S : 吉田 祥太
B : 宮崎 浩之
対校4+ (蒼鱗)
C : 渡辺 悠人
S : 杉浦 達也
3 : 森井 雄一
2 : 芹沢 隆博
B : 石塚 秀行

ジュニア2x

ジュニア2x, 2000/04/15
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大学附属高校 (CHALLENGER) 1’57"22 4’01"57 2
2 開成高校 1’56"21 4’05"72 3
3 筑波大学附属高校 (ENDEAVOR) 1’52"62 3’55"18 1

当初の予定では舵手付きクォドルプルで行う予定でしたが、双方の部員数の問題により、附属2艇・開成1艇によるダブルスカルのレースとなりました。3艇ともこのレースが初登場で、今秋からの高校生種目スカル化にむけて、現段階でどの程度強化が図られているのかが試されました。スタートは附属の両艇に挟まれた2レーン開成が飛び出し、彼らの実力からして明らかにオーバーペースでスパートからコンスタントに突入していきました。

ENDEAVORは、スパートで艇速が乗り切れず、開成をとらえて突き放しにかかるのに300mぐらいかかってしまいましたが、その後はぐいぐいと力強いストロークを重ねて大差でゴール。

CHALLENGERはスタートで飛び出した開成が視界から消えてもあせることなく力強く漕いでいき、500mで開成を抜き去り、最後には1艇身差を付けて2着。2週連続の対校戦完封勝利に向けて、まずは大きな1勝を手に入れました。

対校4+

対校4+, 2000/04/15
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 開成高校 1’47"73 3’44"56 2
3 筑波大学附属高校 1’44"93 3’37"33 1

高校生種目のスカル化にともない、本対校戦も来年以降は舵手付きクォドルプルで行われることになります。そのため、今回がフォアで行われる最後の対校戦となりなりました。

レースは、雨の降る寒い天候の中、予定の時刻から遅れて発艇。先行逃げ切りを狙っていた附属クルーはスタートでやや空回りし、200mほど開成と並漕しましたが、コンスタントレートに落ちつくと艇が伸び始め、300m地点で開成の前に出ました。その後は少しずつ差を広げていき、500m地点を約一艇身差で通過。レース後半も安定した漕ぎで艇速を保ち、結局2艇身差でゴール。わずか一週間で新艇「蒼鱗」をうまく乗りこなし、開成戦6連勝を達成しました。

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