女子のレースに引き続き、それほど強くない風による逆風のみという例年にない絶好のコンディションで発艇。スタートから作戦通りレートを抑え、経験の長けた星野が経験が浅い塚本をうまくサポートするような感じで2人がマッチする漕ぎを展開した。練習時ほどのアグレッシブさはなかったが、ストローク星野のさい配により漕ぎの安定度は全体を通して高く、後半500mはファーストダブルスカルと遜色ないタイムで漕ぎつづけ、そのままゴール。

星野も塚本も今後につながるいい経験を積めた。 (石塚)

こちらのレースもやや逆風のみというコンディションで発艇。スタートから積極的に飛ばしていったが、中盤で少しばかり勢いを欠いてしまった。しかし、ラストスパートでまた猛烈に盛り返し、そのままゴール。

自己ベストには惜しくも届かなかったものの、中盤の減速を除いて内容としては完璧な漕ぎであった。 (石塚)

開成レースではめったに見られぬ絶好のコンディションでスタート。スタートで艇速をトップスピードにのせることが出来ず、序盤は開成に逆カンバスのリードを許す。中盤から徐々に自分たちのリズムを取り戻し、じりじりと開成を追い上げていき、500ｍ過ぎで開成をとらえた。終始落ち着いた漕ぎで、並んだ後も並走することなく一気にスパートで突き放しゴール。前半の漕ぎに多少悔いが残るものの、ほぼ思い通りのレース展開となった。(廣木)