附属端艇部通信創刊号

ヘッドコーチの鈴木啓介です。先日の開成レース祝勝会に来ていただいた皆々様、本当にありがとうございました。こういったイベントがあるたびに多くのOB・OGの方々が集まって祝福をしてくださる附属のよさを改めて実感すると共に、たくさんの激励のお言葉を頂きまして新たに我々一同気が引き締まる思いです。今後とも暖かく見守っていただければと思います。

さて、今回この附属通信というものを始めてみました。その趣旨は、「もっとOB・OGの皆様に日ごろの選手たちの日常、現在のボート部の実状というものを知っていただこう」というものです。おそらく皆様が関心をお持ちであろう現場の様子についてお伝えできればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

差し当たって当面の目標は言うまでもなく7月24、25日に行われる国体の関東ブロック予選です。ここでのポイントは、「全員二年生である我が附属クルーが、他校のおそらく三年生を主体にしたクルーに対して、どれだけその差を本番までに埋めていい勝負に持ちこめるか」というところかと思います。わずか2年とちょっとのボート部生活の中での「1年の差」というものはことの外大きいものです。つまり、ここで生じる「技術・体力の差」というものをどれほど効率的に埋めていけるかが焦点になります。

それを実現するようなトレーニング・乗艇双方において妥協のない練習は非常に困難をともないますが、選手たちは梅雨はどこへやらの連日の猛暑の中、私が繰り出す鬼のようなメニュー(?)にも音を上げずに頑張ってくれています。勿論日射病、熱射病防止のため乗艇を長引かせないようにしたり、帽子をさせたりなどはできる限り気をつけています。遠征でも自分たちの力を出せる漕ぎというものを可能な限り追い求めて今回の関東ブロックでなんらかの進化の形をお見せできればと思っておりますので、どうぞご声援の程よろしくお願いいたします。

それでは第1回附属通信はこれくらいで失礼させていただきます。次回は気になる新入生の活動についてお知らせします。どうぞお楽しみに。

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