関東選抜

2004/10/30 – 2004/10/31
山梨県河口湖漕艇場
男子2x
S : 浅野 芙二郎
B : 波留 啓一郎
男子4x+
C : 林 裕真
S : 元村 勇也
3 : 近藤 清太郎
2 : 三ッ石 元
B : 平井 敦史

男子2x

No.15, m2x 予選C, 2004/10/30 08:52
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 東京都筑波大学附属高校 2’13"54 4’33"81 (3)
3 茨城県潮来高校_B 1’56"41 3’59"90 2
4 山梨県北富士工業高校・富士北稜高校_A Withdrawal
5 千葉県銚子商業高校 1’54"21 3’46"58 1
6 埼玉県慶應志木高校 Withdrawal

当初5艇でのレースであったが、2艇が棄権し3艇でのレースとなった。スタートでは他の2艇に先を越されてしまう。コンスタントに入ってからも、戸田では経験したことのない流れ、波に苦戦する。レートは30程度出していたものの、一本一本のストロークでしっかり水を掴むことができず、効率よく艇を進めることができなかった。その後、思うように艇を加速できないまま、ゴール。敗者復活戦に回ることとなった。(佐々木)

No.24, m2x 敗復E, 2004/10/30 10:52
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 東京都早稲田大学高等学院 1’54"69 3’55"57 3
3 栃木県佐野高校 1’52"62 3’47"64 1
4 群馬県館林高校 1’57"12 3’59"36 (4)
5 山梨県富士河口湖高校_B 1’54"92 3’53"40 2
6 東京都筑波大学附属高校 2’06"47 4’13"49 (5)

予選では慣れないコンディションの中、焦りの目立つ漕ぎをしてしまったので、敗者復活戦は全体的にレートを下げ、一本一本の蹴りで艇をしっかり進めていこうと確認した。

スタートでは、予選同様、他艇の後手を踏む。レース中盤に入ると、落ち着いたレートでリズムよく艇を進めることができたが、他艇に追いつくことができないままゴール。予選とは違い、今の彼らにとってのベストに近い漕ぎが出せたが、他校とレベルの違いを見せ付けられ5着となった。

1年生の段階で戸田以外のコースで漕げたこと、他校とのレベルの差を感じられたことはこれからの彼らにとって大きな糧となるだろう。今後の彼らの活躍に期待したい。(佐々木)

男子4x+

No.1, m4x+ 予選A, 2004/10/30 07:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 茨城県潮来高校 1’38"90 3’25"89 1
2 栃木県佐野高校_B 1’59"57 4’06"43 (6)
3 東京都筑波大学附属高校 1’43"48 3’33"60 (3)
4 山梨県吉田高校 1’52"73 3’56"70 (5)
5 埼玉県大宮高校 1’50"06 3’45"85 (4)
6 群馬県館林高校 1’43"72 3’31"65 2

レース時間が朝七時ということもあって上々のコンディションでのスタートとなった。スタートでは潮来高が抜け出て、附属と館林高が競り合う形になった。半分を通過するころにはその三艇が後続を突き放し、附属と館林は依然として並んだ状態でスパートに入る。附属クルーは揃ってはいたもののスパートに入ってからやや漕ぎが小さくなり、館林にかわされてしまうことになった。緒戦としてはまずまずの出来であったが、最後の詰めに若干の課題を残して三位で敗復に回ることになった。(鈴木)

No.27, m4x+ 敗復E, 2004/10/30 11:16
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 栃木県佐野高校_B 1’58"39 4’05"28 (5)
3 山梨県富士河口湖高校_B 1’51"34 3’47"41 3
4 東京都筑波大学附属高校 1’45"51 3’37"88 1
5 東京都開成高校 1’49"24 3’46"24 2
6 山梨県吉田高校 1’52"68 3’55"49 (4)

徐々に降りしきる雨で悪コンディションが予想されたが、そこそこの状態を維持したまま発艇を迎えた。必ず一位になることを自らに課して臨んだスタートではその通りに飛び出すことが出来た。開成高校が一艇身圏内で序盤はくらいついてきたものの、後半に入ると独走体制に入った。予選ではいまいち伸びにかけたスパートも、入った直後に大波にさらわれ止まりそうになりながらもその後はしっかりとレンジをとって漕ぐことができ、二位に十秒差をつけて敗復突破を果たした。(鈴木)

No.37, m4x+ 準決G, 2004/10/31 08:12
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 山梨県富士河口湖高校_B 1’48"41 3’42"43 (6)
2 山梨県富士河口湖高校_A 145"56 3’33"81 (5)
3 群馬県館林高校 1’41"89 3’28"45 3
4 茨城県潮来高校 1’38"63 3’24"11 1
5 埼玉県慶應義塾志木高校 1’42"74 3’29"96 (4)
6 東京都筑波大学附属高校 1’41"69 3’28"25 2

前日に引き続きコンディションは良好であった。スタートでこそ河口湖Bと並んで後手を踏んだが、スパートで大きく漕いですぐに上位集団に取りつくことができた。隣の慶應志木高から少しリードを奪い、相手を見ながら漕げたことで試合を有利に進めることができた。コンスタントのリズムが非常に良く、敗復で早大学院とコンマ差の激闘を見せた強敵河口湖Aも視界に入れることができた。スパートに入ってからもしっかりとギアチェンジを行い、二位の館林とほとんど並ぶことに成功する。そこからゴールまでの伸びは特筆すべきものがあった。最後には館林をかわし潮来に次ぐ二位で準決勝を突破した。蹴り、リズム共にこのクルー結成後のベストに近い漕ぎであった。(鈴木)

No.43, m4x+ 決勝, 2004/10/31 10:12
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 茨城県潮来高校 1’43"25 3’29"35 1
2 千葉県小見川高校 1’45"56 3’36"28 (5)
3 神奈川県慶應義塾高校 1’45"05 3’37"17 (6)
4 埼玉県越ヶ谷高校 1’43"75 3’32"39 3
5 東京都筑波大学附属高校 1’44"98 3’35"69 (4)
6 群馬県館林高校 1’42"99 3’31"69 2

準決勝の激闘覚めやらぬ中、ついに決勝の火ぶたが切って落とされた。コンディションは河口湖にしてはましなほうかという感じの、岸に向かってやや横波が流れている状態であった。出だしは上々のスタートを切ったものの、全体としてはやや後手を踏む。流石に決勝に駒を進めた六校だけに序盤からよどみのない展開となる。

そしてコンスタントも安定してきたころ、全艇をかなりの横波が襲った。岸から見ていても何かあったとわかるほどに水しぶきがあがる。附属も例外ではなく被害を被ったが、止まりそうになってもすぐに次の一本を漕ぎ出す練習をしていた成果もあって何とか立て直した。半分を過ぎてからはまさに力と力のぶつかり合いとなった。

息詰まる展開の中いよいよ先にリードを許した両隣の越ケ谷、館林に何とかくらいついていく半面、遠くの小見川、慶応との競り合いを何とかしてモノにするための長いラストスパートが始まった。そのスパートでは準決勝からの流れを引き継ぎしっかりとした漕ぎを維持し、4位入賞を果たした。

予選からしっかりと艇の感覚、河口湖の感覚をつかむことに専念し、段々と調子を上げていき、特に準決勝、決勝では全てを出し切る漕ぎができた。全国選抜への出場枠が3と減ったために通過は惜しくも逃したものの、近年の附属としては109回代に並ぶ殊勲をあげられたことにとりあえずは満足したい。

この結果の上に胡座をかくことなく、春には最高のレースをお見せすることをここに誓う。(鈴木)

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