東日本新人選手権競漕大会

2005/10/22 – 2005/10/23
埼玉県戸田ボートコース
女子2x
S : 清野 こはる
B : 後藤 由紀子
高校男子2x_A (ENDEAVOR)
S : 斉藤 拓真
B : 天野 友道
高校男子2x_B (CHALLENGER)
S : 小島 大明
B : 道添 翔太郎
高校男子4x+ (蒼鱗)
C : 長野 洋明
S : 浅野 芙二郎
3 : 田中 啓太郎
2 : 佐藤 駿
B : 波留 啓一郎

女子2x

No.18, w2x Heat B, 2005/10/22 11:42
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大学附属高校 2’18"05 4’44"51 4
2 東京大学_B 2’02"04 4’16"88 3
3 東京外国語大学 1’59"70 4’01"75 2
4 北里大学医学部北里会_A 2’24"06 4’48"18 5
5 成蹊大学 1’58"65 4’01"40 1

前日の練習で最悪のタイムを出したせいもあり、レース前に少し緊迫感が漂っていた。コンディションは少し順流。発艇の合図が東日本と違っていたため戸惑ってしまい、周りに遅れてのスタートになった。コンスタントに入ってからキャッチが合わず、500mを過ぎてから北里大学に差を詰められそうになるもののなんとか逃げ切る形でゴール。タイムは大幅に向上したものの課題がたくさん残ってしまうレースとなった。スタートとキャッチの問題はすぐにでも改善できるため明日のレースではしっかりと悔いなく漕ぎ切ってほしい。(畑中)

No.50, w2x Final B, 2005/10/23 11:12
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 北里大学医学部北里会_B 2’30"73 5’05"08 5
2 筑波大学附属高校 2’14"98 4’34"98 3
3 共立女子大学 2’07"98 4’18"28 2
4 東京大学_B 2’02"03 4’11"91 1
5 北里大学医学部北里会_A 2’18"99 4’41"70 4

前日のレースでの改善点を念頭に置き、更なるタイム向上を目指したレース2日目。スタートでの飛び出しは成功で他艇にひけをとらなかったものの、スパート1本での伸びの差で徐々に先頭集団に離されていく。それでも昨日のようなキャッチの乱れはなく、昨日は艇速を伸ばせなかったラストスパートでの漕ぎもしっかりと漕げていた。

タイムは4分半を切れなかったものの内容としてはとても良いレースだったと思う。今後は2週間後に関東大会を控えているため、全体的なスタミナ不足が最重要課題となる。まだまだラストスパートで伸ばせる余地があるため、もっと地力をつけ関東大会では新たな境地を見出してほしいと思う。(畑中)

高校男子2x

No.63, m2x Final, 2005/10/23 14:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 学習院高等科 1’53"51 3’44"72 3
2 早稲田大学高等学院_A 1’48"10 3’43"09 2
3 早稲田実業高等部 1’50"97 3’42"25 1
4 筑波大学附属高校_A 2’02"48 4’12"54 4
5 早稲田大学高等学院_B withdrawal
6 筑波大学附属高校_B 2’02"85 4’12"88 5

ほぼ静水のなかレースが始まった。スタート時のルール変更により、戸惑う附属Bがまず出遅れた。その後スパートに入る頃には、附属A、Bともに他校と完全に水を空けられ、終始二艇が並んだ状態のレースとなった。途中で漕ぎが荒くなるも最後の最後まで競り合い、附属Aがカンバス差で先着した。

東日本選手権が終わってからの毎モーションでダブル二艇を常に並べた。互いに切磋琢磨することのできる最高の環境である。その中で技術、体力、精神力のいずれかが欠けても艇は速く進まないことが身を以て実感できただろう。

彼らは加速度的に成長している。だが、これから長く苦しい冬の到来でくじけそうになるかもしれない。その先にある対校戦を確かな目標と見据え、乗り越えて行かなければならないだろう。(西村)

高校男子4x+

No.71, m4x+ Final, 2005/10/23 15:18
Lane Crew 500M 1000M Rank
3 栃木県立佐野高等学校 1’56"07 4’03"46 1
4 筑波大学附属高校 1’59"43 4’08"26 2

無風に静水と、絶好のコンディションの中でのレースとなった。クルー五名のうち、三名が一年生、経験も浅く、レースの中で落ち着いて高レートを漕げるかが課題であった。スタートの反応に遅れ、佐野高校に半艇身のリードを許す。スパートでさらにリードされ、コンスタントに入った時点で差は逆キャンバスとなった。しかしコンスタントでは終始安定し、第二第三クォーターにかけてぴったりと前の艇についていく。ラストスパートのタイミングが遅れてしまうが、激しい追い上げを見せ、最後は半カンバス差でのゴールとなった。

結果として二着となったが、レート、バランス共に安定した漕ぎを見せたことは評価できる。クルーの怪我などにより、五人でまとまった練習をこなせてこれなかったことに不安はあったが、短い練習の中でここまでこれたことは逆に自信につながるだろう。二週間後の関東選抜に向け、更なる漕ぎこみを続けていく。(石田)

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