第34回 学習院戦

2006/04/15
埼玉県戸田ボートコース
対校2x_A (CHALLENGER)
S : 小島 大明
B : 天野 友道
対校2x_B (ENDEAVOR)
S : 斉藤 拓真
B : 道添 翔太郎
対校4x+ (蒼鱗)
C : 長野 洋明
S : 浅野 芙二郎
3 : 波留 啓一郎
2 : 田中 啓太郎
B : 佐藤 駿

対校2x

対校2x, 2006/04/15 15:45
Lane Crew 500M 1000M Rank
3 筑波大学附属高校_B 2’15"01 4’33"25 2
4 学習院高等科 2’09"57 4’27"36 1
5 筑波大学附属高校_A 2’19"71 4’46"12 3

風が強く、かなりの逆流のなかでのレースとなり、クルーの真の実力が試された。安定した学習院のスタートに比べ、附属A、Bはばたばたとしたスタート。スパートにさしかかる頃には、一艇身ほど離された。その後、相手は終始附属を見ながらの落ち着いた漕ぎを見せ、附属Bが粘るも惜しくも届かず。附属Aは本来のバランスの良さが出ずに終わった。

今回の敗因は、経験の差によるものである。しかし、その一言で片づけてはならない。今一度、自分たちに足りなかったものを見つめ直したい。(西村)

対校4x+

対校4x+, 2006/04/15 16:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
4 学習院高等科 1’57"03 3’52"57 1
5 筑波大学附属高校 2’00"05 4’02"08 2

お花見レガッタでの同着から一週間、勝敗を決めるのはキャッチの正確さであると考え、キャッチ漕ぎ、ラッシュエントリーなどの練習を繰り返し行ってきた。練習の成果がいかに出せるかが課題であった。

お花見レガッタの順流とはうって変わって、練習でも経験したことのないような強い逆風の中でのレースとなった。附属は、スタートでトップボール差程度先行されるが、スパートで逆に半カンバス差のリードを奪い返し、コンスタントレートに入る。第二クォーターに入ってから、附属バウペアのオールが逆風に煽られて舞い上がり始め、キャッチで水を逃がしてしまう。必死にオールを押さえるも及ばず、学習院に再逆転を許し、そのまま少しずつリードを広げられる。後半に入って、少しずつ漕ぎは落ち着いては来るものの、最後まで自分たちの漕ぎを見せることができず、終始落ち着いた漕ぎを見せた学習院に対し、大きくリードを奪われてのゴールとなった。

悔しい結果に終わった。一週間前に同じタイムで漕いだクルーとは思えないほどの実力の差を見せつけられた。敗因は、風に煽られてキャッチが入らなかったという程度の、単純なものではない。近年の附属は、風や波といった自然条件に対して弱い。ボートは速さを競う競技ではあるが、それにはどんな環境でもタイムを出せるような「強さ」が必要であろう。長いスパンでの課題としたい。(石田)

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