東日本選手権

2006/08/12 – 8/13/2006
埼玉県戸田ボートコース
高校男子2x_A (CHALLENGER)
S : 寺嶋 黎
B : 天野 友道
高校男子2x_B (ENDEAVOR)
S : 片野 健太
B : 田中 啓太郎
高校男子4x+_A (珠龍)
C : 長野 洋明
S : 齋藤 拓真
3 : 小田 裕将
2 : 二見 紘史
B : 行川 修平
高校男子4x+_B (白鳳)
C : 道添 翔太郎
S : 佐藤 駿
3 : 隈部 壽照
2 : 石塚 勇輝
B : 小島 大明

高校男子2x

No.65, m2x Final, 2006/08/13 14:24
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 学習院高等科_B 2’15"20 4’35"76 4
2 立教新座高等学校 1’50"62 3’50"28 1
3 筑波大学附属高校_B 1’59"31 4’07"97 3
4 学習院高等科_A 2’22"13 5’01"01 5
5 筑波大学附属高校_A 1’58"64 4’01"06 2

Aクルー

午後の日差しが強く穏やかな逆流でのスタートとなった。ストロークに1年生、バウに2年生という編成であり、クルー結成後初のレースである。スタートで附属A、Bと立教新座が飛び出したがコンスタントに入る頃に徐々に立教新座に離されていき附属同士の一騎打ちとなった。艇が曲がることもあったが500m地点までは完全に並んでいた。その後大きく崩れることもない安定した漕ぎを見せ一本一本差を広げていき2着でゴール。

今回のレースを以てクルーを解体し秋の大会に向けてのチーム作りを行わなければならない。ここで結果を残し春の対校戦を迎えたい。(西村)

Bクルー

ゆるやかな逆流の中のスタート。スタート直後から立教新座に出られるものの、その後Bクルーを先に出すことなく500m地点まで2着を競い合う展開となった。しかし、500m地点を過ぎた頃からAクルーが先に音をあげ始め、徐々にBクルーに先行を許し水をあけられていくこととなった。最後は1艇身ほど差をつけBクルーに次ぎ3着。差がわずかであっただけに最後のスタミナ切れが非常に惜しい試合だった。

1年生にとって初めての試合であったにも関わらず、全員がメダルを手に入れることになった。しかし、漕ぎの一つ一つを見るとまだまだ荒さが目立っている。表彰されたとはいえ、まだまだ天狗になるには程遠い。今回の結果に驕ることなく蹴りと技術の向上目指してしっかりと精進してもらいたい。(畑中)

高校男子4x+

No.26, m4x+ Heat A, 2006/08/12 11:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大学附属高校_A 1’55"01 3’53"04 2->Final A(T)
2 早稲田実業高校 1’58"48 3’57"43 3
3 学習院高等科_C 2’16"32 4’36"31 5
4 早稲田大学高等学院_A 1’48"01 3’39"42 1->Final A
5 学習院高等科_B 2’12"90 4’28"69 4

暑さが厳しくなることもなく、流れも穏やかな中で1年生3人、2年生2人で臨んだレースが始まった。試合前の練習からスタートの安定感にかけていて、本番でも練習どおりの出来でスライドでの焦りが見受けられた。コンスタントに入る頃になんとか落ち着き、そのころには隣の早稲田実業を抜き相手を見ながらの展開になった。4レーンの早大学院Aには完全に置いていかれたもののクルーの気持ちは切れることがなく、最後の長いラストスパートで更に伸びを加え今までのベストタイムを更新してのゴールとなった。

明日のレースは本日のタイムから考えると接戦になることが予想される。1年生にとって極限状態でのレースを体験することは初めてになるだろう。その中で各自が何かを感じ取ってくれることを望むばかりである。(西村)

No.27, m4x+ Heat B, 2006/08/12 11:36
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 早稲田大学高等学院_B 1’59"40 3’54"02 3->Final A(T)
3 学習院高等科_A 2’26"35 5’08"54 4
4 中央大学杉並高等学校 1’55"20 3’51"84 2->Final A(T)
5 筑波大学附属高校_B 1’55"59 3’49"67 1->Final A

風もないほぼ静水の中でのレースだった。スタートはまず飛び出したものの、スパートに入るまでに4レーンの中大杉並に抜かされてしまい、追う展開とな
る。コンスタントに入ってからは一本一本の蹴りで中大杉並を圧倒するものの、
初レースによる緊張からかキャッチ等が微妙にずれて減速し、僅かに向こうに
リードを許したまま追いかけるという苦しい展開になった。しかし500m
を過ぎたあたりからキャッチも合い始め硬さも取れた附属クルーは、中大杉並に
並びかけるとそのまま抜き去った。ラストスパートに入ってからは更なる伸びを
見せ、粘る相手を突き放し半艇身から逆カンバス差ほどのリードを奪って見事1
着でゴールした。

1、2年生の混成クルーであり、クルーとしての練習に入る時期が遅れ、しかも台風などにより大幅に練習時間が削られた中での試合であったが、クルー編
成当初よりも格段に上達した漕ぎであったと思う。1着という喜ばしい結果であったが、クルーにはこの結果に驕る事無く明日のレースも頑張って欲しい。
(林)

No.72, m4x+ Final A, 2006/08/13 15:06
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 早稲田大学高等学院_B 2’01"58 4’01"53 5
2 中央大学杉並高等学校 1’56"38 3’57"54 4
3 早稲田大学高等学院_A 1’47"68 3’41"85 1
4 筑波大学附属高校_B 1’54"36 3’51"78 2
5 筑波大学附属高校_A 1’53"46 3’53"25 3

コンディションは軽い逆風。気温はそこまで高くなかったが前日の雷雨の湿っぽさが残っていた。選手たちは陸でこそリラックスした様子であったが、予選のタイムから表彰台がすぐ目前にあること、またどちらの艇が速いのかが決するレースであることがわかっており、スタート地点では相当気合が入っているように見えた。スタート。前日にタイムで負けていた珠龍が最初の三本をうまく決めて飛び出す一方、白鳳はスタートを失敗してわずかに遅れた。およそ300mまでで早大学院A・Bがそれぞれ1位と最下位に離れていき、真ん中は白鳳と中央大杉並が激しいデッドヒート、その2艇に半艇身差で珠龍がリードするという形になった。しかし500m付近で中央大杉並は失速、コンスタントを着実に伸ばしてきた白鳳はペースアップし、最初から飛ばしてバテ気味だった珠龍に迫ると750mで完全に並び、持ち前の安定性を発揮してそのまま抜き去った。珠龍はラストスパートのスピードがいまいちでず、最後の勝負どころで1年生が白鳳に比べて1人多いという経験の浅さがでてしまったようだ。結局白鳳は2位、珠龍は3位でのゴールとなった。1年生が初レースながらシビアな状況を経験できたのは大変有意義なことだったと思う。しかしこの経験に甘んじず、常に進歩を心がけてもらいたい。(近藤)

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