関東高等学校選抜ボート大会

2006/10/28 – 2006/10/29
山梨県富士河口湖町立河口湖漕艇場
女子1x
S :後藤 由紀子
男子4x+
C : 長野 洋明
S : 天野 友道
3 : 田中 啓太郎
2 : 道添 翔太郎
B : 佐藤 駿

女子1x

No.8, w1x 予選 B, 2006/10/28 7:56
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 埼玉県八潮高校(宇田川) 2’21"86 4’36"48 4
3 神奈川県津久井高校高校(佐藤) 2’10"65 4’35"75 3
4 山梨県富士河口湖高校(渡辺) 2’08"29 4’19"41 1
5 東京都筑波大学附属高校(後藤) 2’21"26 4’47"08 5
6 千葉県小見川高校(池田) 2’14"11 4’32"38 2

天気は晴れ。やや横波のある中でのレースとなった。出だしは好調。2艇に飛び出されるも後を追う形でペースを乱さずついていった。しかし、500m地点を迎える頃には他の艇にも引き離され苦しいレース展開となった。結果は大きく離されてのゴール。漕ぎが良かっただけに他校とのレベルの差をひしひしと感じるレースだった。とにもかくにも敗者復活でなんとか準決勝へ進めることを願いたい。(畑中)

No.18, w1x 敗復 C, 2006/10/28 10:20
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 山梨県富士北稜高校(横川) 2’20"17 5’09"99 6
2 群馬県館林女子高校(高田) 2’24"05 5’01"94 5
3 埼玉県八潮高校(宇田川) 2’18"79 4’48"40 3
4 神奈川県津久井高校(佐藤) 2’16"37 4’46"65 1
5 千葉県小見川高校(寺嶋) 2’19"05 4’47"43 2
6 東京都筑波大学附属高校(後藤) 2’19"57 5’00"01 4

予選に引き続き横波でのスタート。出足は好調。先頭集団に引けをとらない漕ぎを見せていたが少しペースを飛ばしすぎていた。案の定、後半になり艇速が鈍りだし先頭集団に水をあけられる展開となった。結果は4着。ペース配分のミスが結果に響く形のレースとなった。

女子クルーの今年度の遠征はこれで終わりとなってしまったけれど、今までの遠征から得るものは大きかった。特に自分の体力の限界を知った上でのペース配分はこれからのレースで大きな位置を占めることだろう。今回はダブルでの出漕は叶わなかったが、春の対校戦には万全の状態で臨めるようこれからも3人で高みを目指して頑張っていきたい。(畑中)

男子4x+

No17, m4x+ 予選 C, 2006/10/28 9:22
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 神奈川津久井高校 1’46"07 3’32"80 1
3 山梨県富士河口湖高校B 1’51"93 3’48"68 4
4 埼玉県慶応志木高校 1’51"64 3’43"11 3
5 茨城県潮来高校 1’54"32 3’49"39 5
6 東京都筑波大学附属高校 1’46"17 3’40"01 2

河口湖特有の逆流でのレースであった。116回生だけで挑む初の遠征先でのレースである。

配艇の関係でレース前慌ただしくなったが課題であったスタートも何とかまとまり、500mすぎまで津久井高校とずっと競りあう形になった。しかし慣れない場所であるため残りの距離が分からないがゆえに、後半のスパートをうまく決めることが出来ず他艇に最後詰められてしまった。

負けると2時間後に敗復のレースに出漕しなければならなかったため、予選を無事に突破できたことは大きい。だが後半の漕ぎの乱れやコンスタントで艇を伸ばすイメージなどまだまだ改善しなければならないことがある。1つ1つ選手と意見を交換し合い明日の準決勝につなげたい。(西村)

No.34, m4x+ 準決勝 F, 2006/10/29 7:48
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 埼玉県慶応志木高校 1’48"15 3’37"37 5
3 神奈川県津久井高校 1’38"62 3’26"75 1
4 埼玉県南稜高校 1’44"36 3’29"07 3
5 東京都筑波大附属高校 1’39"96 3’28"67 2
6 東京都早稲田大学高等学院 1’42"40 3’29"77 4

河口湖には珍しく流れもほとんどない絶好のコンディションの中での準決勝の試合となった。レース前にスタートスパートとコンスタントのメリハリを意識することを確認し選手達を送り出した。

予選と同様に津久井高校と附属が先頭争いを演じたが、スタートから飛ばしていたため徐々に漕ぎに疲れが見え始め、最終的には3艇がほぼ同時にゴール。岸からは全く判定がつかないほどの接戦であったが、選手が喜んでいるのを見て胸をなでおろした。

結果は2位。都予選で完敗を喫した早大学院を遂に撃破することができた。更に、もう1つの準決勝で勝ち上がった艇のタイムよりもかなりいいタイムをたたき出している。クルーは勢いづいた。2時間後の決勝に向けて、そしてその先に待つ全国大会に向けてと、気持ちが高ぶっていった。
(西村)

No.41, m4x+ 決勝, 2006/10/29 9:56
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 埼玉県大宮高校 1’42"53 3’29"67 3
2 東京都筑波大学附属高校 1’46"21 3’40"54 6
3 埼玉県南稜高校 1’43"28 3’29"23 2
4 千葉県小見川高校 1’45"13 3’31"00 5
5 神奈川県津久井高校 1’42"90 3’27"86 1
6 山梨県富士河口湖高校A 1’44"73 3’30"49 4

決勝のレースを迎える頃にはわずかに風、流れも強くなってきた。3位以内に入れば全国大会へ出場することが出来る重要なレースである。また、1日に2レースであり、かつレース間隔が短く体が休まらないままレースを迎えた。

スタートを無難に決め他艇についていくものの準決勝を終えた疲れからか先頭集団に500m付近で1艇身差をつけられ、後半は完全に失速し、全く勝負にならなかった。

準決勝の時点で力をセーブしていたら決勝の舞台に立てなかっただろう。疲労は全く言い訳にならない。条件はどのクルーも同じである。この結果が、クルーの実力であることを認めなくてはならない。

漕手達は試合後、一言、「体力不足」というのみであったが、漕ぎの荒さも相当のものであったことも忘れてはならない。春の対校戦へ、1人1人の体力、技術、精神面の成長が必要である。負けた悔しさを胸に刻みつけなければ、成長は望めない。(西村)

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