第79回 開成レース・第22回 浦和一女戦
- 2007/04/21
- 埼玉県戸田ボートコース
- 女子招待1x (瑞鶴)
- S : 後藤 由紀子
- 招待1x (INTREPID)
- S : 小田 裕将
- 招待2x (DISCOVERY)
- S : 小島 大明
- B : 石塚 勇輝
- 招待4x+ (蒼鱗)
- C : 道添 翔太郎
- S : 斉藤 拓真
- 3 : 二見 紘史
- 2 : 隈部 壽照
- B : 行川 修平
- 対校4x+ (朱龍)
- C : 長野 洋明
- S : 天野 友道
- 3 : 田中 啓太郎
- 2 : 寺嶋 黎
- B : 佐藤 駿
女子招待1x
女子招待1x, 2007/04/21 15:20 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
1 | 浦和第一女子高校 | 2’25″35 | 4’52″48 | 2 |
2 | 筑波大学附属高校 | 2’19″27 | 4’46″02 | 1 |
風向きが不規則に変わり、流れの読めない中でのレースだった。スタートは先行できると予想したとおり、初めの数本を漕ぎ終わった時点で一歩リードすることができた。そして、スパートが終わった250m付近で3分の1艇身差をつけたまま中盤戦へ突入することになった。その後は相手がコースを外れていったせいもあり、じわじわと差を広げて最後は水をあけてのゴール。昨年の無念を晴らすレースとなった。
しかし、勝利に水をさすようだが漕ぎの内容としては良くない。スタートからゴールまで漕ぎのリズムが乱れ続けていていつもの調子が出ていなかった。また、先行するレースに慣れていなかったため全体的にあせりが目立つレースだったと言える。 116回の女子クルーは今回のレースで引退となる。しかし、2年間で全てを教えきれたかと言われるとNOと言わざるをえない。今回のレースも漕手に責任はなく、心を鬼にしてでも教えきることのできなかった自分の責任である。最後の引退レースを最高のレースにできなくて本当に申し訳なく思う。(畑中) |
招待1x
招待1x, 2007/04/21 15:30 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
1 | 学習院高等科 | 2’13″65 | 4’30″93 | 1 |
2 | 筑波大学附属高校 | 2’15″26 | 4’37″94 | 2 |
スタートからやや相手に出られるものの、コンスタントに入ってからも安定した漕ぎでしっかりと食らいついていった。500m過ぎまでその状況は続いたが、終盤はじりじりと離されて結局は水をあけられてのゴールとなった。
敗れはしたものの、お花見レガッタから続く春のレースの中で最高の出来だった。水をしっかりと掴み、終盤まで漕ぎを崩す事無く漕ぎきれていた。この4ヶ月ほどのスカルでの厳しい練習は確実に小田の漕ぎを上達させていたと思う。今後は他のクルーとの漕ぎこみの中で、スカルで得た経験を伝えて更なる飛躍を遂げて欲しい。(林) |
招待2x
招待2x, 2007/04/21 15:40 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
1 | 学習院高等科 | 1’54″92 | 3’54″94 | 2 |
2 | 筑波大学附属高校 | 1’52″22 | 3’47″35 | 1 |
スタートから飛び出すと、スパートからコンスタントでカンバス差ほど出ることに成功する。そのまま相手を見ながら一本一本の漕ぎで艇を進めていった。流れが場所によって変わるという漕ぎづらいコンディションではあったが、その中でも終始安定した漕ぎを見せ、相手をどんどんと引き離し、完全に水をあけてのゴールとなった。
クルー結成当初から安定した漕ぎと、驚異の伸びを見せていたこのクルーも、今回で見納めとなってしまうのは少し寂しいが、最後に最高の漕ぎをしてくれた。小島と石塚がお互いの力を限界まで引き出しあった、一つの完成形としてのよいクルーであった。小島は本当にお疲れ様。石塚はこの艇での感触を忘れずに更に頑張って欲しい。(林) |
招待4x+
招待4x+, 2007/04/21 15:50 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
1 | 学習院高等科 | 1’55″15 | 3’52″06 | 2 |
2 | 筑波大学附属高校 | 1’50″23 | 3’44″25 | 1 |
出艇直前、ストロークの斉藤が「レースでこんなに緊張したのは初めてだ」とこぼしていた。レースへの思い入れが強ければ強いほど緊張するはずで、それに向かって一生懸命取り組んできたということだろう。この一言に私は必勝の願いを新たにした。
スタートは力みすぎでずれたが、スパート、コンスタントに上手く入っていく。全く焦る様子もなく、ただけりの熱さだけが伝わってきた。500メートルまでには1.5艇身差をつけてほぼ勝負を決めた。体力の消えかかる終盤、いかに漕ぎの統率を維持したままゴールに飛び込めるか、もはや自分たちとの戦いであったといえよう。そして彼らは学習院、そして自分に勝った。ゴール後のポンドには行川の雄たけびがこだましたのだった。 最後の千トラでクルー最高の漕ぎができたことはコーチとしても本当に誇らしい。斉藤、道添ありがとう。 そしてお疲れ様。(近藤) |
OBレース (舵手付きナックルフォア)
OBレース, 2007/04/21 16:00 | ||||
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Lane | Crew | 300M | Rank | |
1 | 開成艇友会 | 1’31″29 | 2 | |
2 | 桐漕倶楽部 | 1’28″40 | 1 | |
対校4x+
対校4x+, 2007/04/21 16:10 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
1 | 開成高校 | 1’44″68 | 3’29″64 | 2 |
2 | 筑波大学附属高校 | 1’41″51 | 3’26″45 | 1 |
いろいろな方向から風が吹き、安定しない流れでの開成レースとなった。試合直前での練習でようやくクルーの漕ぎがまとまり、発艇時刻を迎えた。
相変わらずスタートで乱れたが、スパートで体勢を立て直し、この時点でおよそ1艇身差をつけた。そこからコンスタントでなかなかの伸びを見せたものの、開成クルーの粘りの漕ぎにより、突き放すことはできなかった。両者ラストまで競り合う形となり、前半のリードをそのまま保った附属がわずかに先にゴールした。 スタート以外では大きく崩れることがなく、割といい内容の1000mであったと思う。しかしながら、試合直前で見せたクルーの集中力を毎回のモーションで維持することが出来たら、このクルーはもっと強くなれたはずである。改めて、最大限の集中力をもって練習をすることの難しさを学んだレースであった。(西村) |