東日本新人選手権競漕大会

2007/10/06 – 10/07/2007
埼玉県戸田ボートコース
高校男子2x (DISCOVERY)
B : 山口 明彦
S : 小田 裕将
高校男子4x+_A (朱龍)
S : 石塚 勇輝
3 : 寺嶋 黎
2 : 二見 紘史
B : 行川 修平
C : 隈部 壽照
高校男子4x+_B (白鳳)
Withdrawal
高校男子4x+_C (珠龍)
Withdrawal

高校男子2x

No.17, m2x Heat A, 2007/10/06 11:36
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 筑波大学附属高校 1’57"87 3’57"29 3
3 学習院高等科_A 1’56"45 3’55"92 2->Final A(T)
4 早稲田大学高等学院_A 1’53"90 3’50"36 1->Final A
5 早稲田大学高等学院_C 2’04"40 4’13"45 4

穏やかな流れの中でのレースとなった。スタートの1本目から出遅れた附属クルーは、先行する3艇を追いかける形になった。コンスタントに入ると、附属は安定した艇速で前の3艇に食い下がる。250m付近で学院Cをかわす。その後は学習院、学院Aとの差を縮められずに中盤が過ぎる。終盤疲れの見え始めた学習院をとらえ、一時は並びかけるものの、ラストスパートで漕ぎの硬さが露呈してしまい、結局3位でのゴールとなった。

一週間以上練習できなかった二人は、当日の朝練習しただけでのレースとなってしまった。当然一週間前のシンクロ、漕ぎの形を取り戻すことはできずにこのような結果になってしまった。持ち前の伸びの片鱗は見せていたものの、それ以上に期間が開いたことでの不安定さが勝ってしまった。(林)

No.52, m2x Final B, 2007/10/07 11:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 学習院高等科_C 2’04"99 4’21"52 5
2 小松川高等学校 1’54"97 4’00"57 3
3 筑波大学附属高校 1’51"81 3’52"51 1
4 早稲田大学高等学院_B 1’54"56 3’59"51 2
4 早稲田大学高等学院_C 1’57"80 4’06"47 4

昨日よりも更に穏やかな中でのレースだった。予選で出遅れたスタートも、今回は改善し他のクルーと一線となってスタートした。その後スパートで両隣のクルーに僅かにリードしてコンスタントに移る。昨日とは見違えるほどゆったりと安定した漕ぎで附属はどんどんと他艇を突き放し、そのまま最後まで伸び続け、無事に一着でゴールした。

機能出来なかった安定した漕ぎを今回はすることが出来た。タイムも予選より5秒も早く、漕ぎの形も目に見えて改善していた。決勝Aに残れていたらかなり競ったレースが出来たと思われるだけに残念だった。(林)

高校男子m4x+

No.22, m4x+ Heat C, 2007/10/06 12:06
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 学習院高等科_A 1’42"46 3’37"65 3
3 早稲田大学高等学院_A Withdrawal
4 早稲田大学高等学院_B 1’43"62 3’28"59 2->Final A(T)
5 筑波大学附属高校_A 1’42"14 3’27"91 1->Final A

テスト期間明け、当日の朝に練習をするだけでレースという厳しい条件ではあったが、逆境がかえってクルーを一つにし、開き直りがこれまで考えすぎで小さくなっていた漕ぎを大胆にした。しかもコンディションは得意な弱い順流である。スタートは3艇横並び。スパートでは若干遅れる。しかし、コンスタントに入るとレート35を感じさせないゆったりとした漕ぎで余裕を持って進めて行き、第3クォーターでは学習院を完全に突き放した。学院にも半艇身差で勝っていたが、終盤の200メートル、出し切りペースの附属は漕ぎが乱れ始める一方、学院は最後にグイっと伸び、危うく差されかけたところで何とかゴール。学院Aクルーが国体参加のためにいなかったために、予選のタイムで関東選抜通過の如何が決定されることが約されていたが、なんとか出場権を得ることが出来た。

一週間以上漕いでいなかった状態だったが、不思議なことに明らかに以前より上手くなりタイムも約10秒伸びた。こういうこともあるものかと興味深かった。(近藤)

No.69, m4x+ Final A, 2007/10/07 14:06 (再レース 15:10)
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 学習院高等科_A 1’48"16 3’38"76 3
2 早稲田大学高等学院_D 1’52"09 4’17"08 5
3 筑波大学附属高校_A 1’45"46 3’33"56 2
4 早稲田実業高等部 1’52"03 3’45"99 4
5 早稲田大学高等学院_B 1’43"51 3’30"36 1

学習院のフライングにより発艇は取り消されたが、全クルーそれに気づかず一本丸々1000メートルを漕いでからの再レースだった。その(取り消された)レースでは、前日には勝っていた学院にトップの差で敗れていたので、もうけものという気持ちで送り出した。とはいえ、弱い逆の中での続けざまの千トラ。前日とはうってかわり、明らかに体格の劣る附属には不利なコンディションだった。スタートから学院に半艇身差ででられ、コンスタントでもその差は縮められない。それでもオールの合い方やバランスは前日と比べても成長していた。ラストスパートでも前日のように崩れてしまわないで確実に艇速を上げ
、学院に迫ったが、やはり先行の利が生きたか学院もそこからスパートをいれて逃げ切られた。

2日で3本のトラをやったわけだが、彼らは確実に成長したし、体力は弱くても技術で艇速を出すという附属の漕ぎができてきたように思う。この調子で戸田で行なわれる関東選抜大会目指してさらなる進化を遂げてもらいたい。

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