附属端艇部通信第26号
今回の大会にかける意気込みを、現役生に語ってもらいました。
現役生から
- 118回 黒川良顕(対校クォド)
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今年度、主将を務めます118回の黒川良顕です。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今年度は新入生が男子10名、女子12名で計22名入りました。選手層の幅が厚くなり嬉しく思う反面、主将として全員に目をかけられるかどうか、部として2年生を含めた32人をまとめられるかどうか不安に思う面もあります。早く部一体となって勝利を目指すためにも、副将の手塚や他の2年生と共に、1年生と積極的にコミュニケーションをとっていこうと思っています。
さて現在、私達は6月7日・8日に行われます国体・インハイ予選に向けクォドルプル2艇、ダブルスカル2艇を組み練習を行っています。私は対校クォドルプルのストロークに乗っていますが、始めは先輩方が抜け2年生だけの艇で漕ぎもまとまらず、一体感がありませんでした。さらには大会当日までの練習回数が少なかったこともあり、クルー内では何度も話し合いを行いました。意見がぶつかることも多くありましたが、全員の漕ぎに対する意識やそれぞれの欠点などを確認し、今では漕ぎにもまとまりがあり、徐々に納得の行く漕ぎに近づいているので大会当日は良い結果が出せると思っています。
最後になりますが、当日は自分達のレースを展開し、結果を出していこうと思うので応援よろしくお願いします。
- 118回 穂積暢史(ジュニアクォド)
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今回の大会はコックス、三番に一年生を含んだクルーで臨むことになりました。一年生二人はこの春入部したばかりで中学時代経験もなく、部員数も多いため満足に漕げていない状態でした。そのためクルーが発表されてからはまず三番村本の技術指導を優先的にやりながら、ペアワークで合わせていくという感じでした。すぐにまとまった漕ぎができるようになっていて「これはいける」と思ったのですが、やはり両舷でノーワークやライパをすると焦ってしまっているのは否めませんでした。またクルーが決まってから大会まで六週間しかなく、閉鎖も多かったので陸での指導も増やし、学校でも朝練や昼休みに教えたりすることにし、急ピッチで進めていきました。全体として安定感はまだ足りないですが、持ち前の元気と明るさで自分達のレースを展開するので応援よろしくお願いします。
- 118回 田中俊平(ジュニアダブル)
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今度の大会でダブルスカルENDEAVORのストロークを務めさせて頂く、118回の田中です。去年の1月から長い間組んでいたクルーも解体され、今までご指導してくださった114回のコーチの方々も引退され、多少寂しい気もしておりますが、意気を新たにして練習に臨んでおります。また、新入生も多数入部し、いつの間にか僕も先輩の立場になってしまいました。117回の先輩方から学んだことを、今度は僕たちの代が後輩たちに伝えていこうと思います。さて今度の大会についてですが、去年はただ先輩試合を見るだけだったのが、今度は漕いで後輩たちに見られる側になり、時の流れの速さを思い知らされます。4月の終わりからシートレースを始め、一ヶ月ちょっと先のインターハイ予選に出場するということで、練習期間が非常に短い中で、いかに質の高い練習をするかが課題でした。短い期間では、クルーの漕ぎを合わせることも大変ですがそれでも、少しでもうまくなるように努力しております。しかし、今までの一年間の練習の成果を存分に発揮して、今度の大会でも精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします。