附属端艇部通信第27号
そろそろボート部にも慣れてきた一年生に、抱負などを語ってもらいました。
一年生から
- 119回 中原桃子(女子対校クォド)
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4月にボート部に入ってから早くも4ヶ月。どんどんボート色に染まり、附属の艇庫も戸田公園の風景も、水の上を進んでいく感覚も全部好きである。
入部した頃は、自分とは無縁なものだと思っていた大会は目の前に迫っている。やっぱり、「競う」のだから勝ちたいと思う。しかし、勝てる「チーム」になるためには何が必要なんだろう?勝てる「個人」になることは、ある意味簡単だと思う。自分にも他人にも厳しく、自分の事だけ考えていれば良いから。でもそれでは勝てる「チーム」にはなれない。チームというものはすごく環境に左右されるものだと思う。設備や資金といった短絡的な意味での環境ではなくて、良きコーチや友達、艇やオールを大事にする気持ち、サポートしてくれる人への感謝の気持ち。そんな「環境」がチームを強くしていくと思う。
技術や能力ももちろん必要だけど、環境づくりも大事にしていきたい。
- 119回 柳沼翔平(男子ジュニアクォド_B)
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こんにちは。鳴鳳の3番を務めさせていただく、119回の柳沼です。
私達1年生にとっては初めてのレースであり、まだまだあまり実感がわかない感じです。ボート部に入って約5ヶ月が過ぎ、私達はこの5ヶ月で大きく成長できたと思います。とくに、漕ぎの技術は入部した時に比べ格段に上達していると感じます。パワーもだいぶ付いてきて、体つきもたくましくなったような気がします。ただ、やはり改善すべきところは多々あります。オールの舞い上がりや、艇上でのバランス、オールのぶれなどまだまだ未熟なところも多いです。そういったところを一つ一つ直していって、しっかりと将来結果を残せるような選手になりたいです。そのためにも、これからも一回一回のモーションを大切にし、充実したものにしていきたいと思います。
さて、この夏休みはクルーの都合がなかなか合わず、全員揃っての練習ができず残念でした。ただ、その分小艇練習を多く取ることができ、各々が自分の漕ぎを改めて見つめなおすことが出来ました。夏休みがあけ、やっとクルー全員が揃います。レース本番までは本当に残りわずかですが、最後の最後まで集中して取り組んでいきたいです。また、レース本番では今まで取り組んできたことを全て発揮し、悔いの残らないレースにしたいと思います。初めてのレースで、少し不安なところもあります。しかし、自分達の漕ぎを崩さず、クルー全員心を一丸にしてレースに取り組めば、きっといいレースができると信じています。
精一杯力を出して漕ぎますので、OB・OGの皆さん、応援宜しくお願いします。
- 119回 齋藤豪視(男子ジュニアクォド_C)
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ボート部に入って三ヶ月が経ち、今ではもう戸田での部活にも慣れ、日々充実した練習に励むことができている。その一方で、部活で帰宅が遅くなり勉強時間が思うようにとれていないのも事実だ。案の定前回の中間考査の結果は決して芳しいものではなかった。部活と勉強の両立が自分のこれからの課題だ。これからも、対抗クルーに入ることを目標に努力を重ねていきたい。また、もうすぐ初出場の大会なので、先輩の足を引っ張らないよう、今まで短い間だが練習した成果を最大限発揮できるよ
う頑張りたい。