第37回 学習院戦

2009/04/11
埼玉県戸田ボートコース
招待女子2X_A (ENDEAVOR)
S: 庄司 香帆
B: 児玉 恵
招待女子2X_B (CHALLENGER)
S: 森 みのり
B: 稲垣 里咲
招待男子2X (DISCOVERY)
S: 穂積 暢史
B: 小山 拓摩
男子ジュニア4X+_A (蒼鱗)
C: 市島 健吾
S: 柳沼 翔平
3: 齋藤 豪視
2: 大島 育宙
B: 田中 俊平
男子ジュニア4X+_B (鳴鳳)
C: 根岸 潤
S: 渋江 遼平
3: 内藤 草太
2: 村本 耀一
B: 町田 達裕
対校4X+ (朱龍)
C: 手塚 太久
S: 黒川 良顕
3: 堀野 剛史
2: 船曳 隼大
B: 出口 拓磨

招待女子2X (ENDEAVOR/CHALLENGER)

招待女子2X
Lane Crew 500M 1000M Rank
3 筑波大学附属高校_B (ENDEAVOR) 2’37″14 5’19″64 3
4 中央大学杉並高校 2’24″31 4’50″50 1
5 筑波大学附属高校_A (CHALLENGER) 2’33″65 5’07″07 2
ENDEAVOR: 午前の静水はどこへやら。例年のように強い風が吹く、逆流の中での試合となった。発艇前の練習ではスタ練に焦りが見られコーチとして不安な思いであったが、落ち着いて自分たちの全力の漕ぎを発揮するよう伝え送り出した。心配していたスタートを大きく崩すことも無く、ゴーの合図と共にチャレ・杉並とともに飛び出した。が、すぐに杉並が先行し附属の二艇が追いかける展開に。やがてエンデバーは次第ににチャレからも引き離され、さらに2レーンに入り込みそうになりロスを重ねてしまう。ラスト200mは懸命の食らいつきを見せたが、結果杉並に20秒近い差をつけられてしまった。
合宿から彼女たちにはダブルは二人で漕ぐ艇であることを意識させた。エンデバーの強みであった一本の伸びを強調し、練習でなかなかの力強さが垣間見えるようになったことはうれしかった。しかし、タイム・順位を考えればまだまだである。新入生とともにさらなる成長を見せてくれることを期待したい。(斉藤)

CHALLENGER: 院戦は何かに呪われているのだろうか、去年こそ穏やかな風の中のレースだったが今日は例年通りの荒い波、しかも逆流での試合となった。流れのせいか、スタート前からウォーターマンと連携が取れず、附属、杉並共にうまくスタート位置につけられずレースを遅らせてしまったことは誠に申し訳ない。
始まってみればスタートはまずまずと言ったところ。やや杉並に先行されるが食らいついていた。が、300m地点を過ぎたあたりから徐々に失速。その後も差はじわじわと開いて行き、結果、かなりの実力差を見せつけられた形となった。
終わってみればお花見のタイム通りの結果であった。けして附属が焦っていたり、ひどく調子が悪かったわけではない。少なくとも技術で劣っているとは思えないが、附属の悪い特徴である、パワー不足が影響したのだろう。だが、ここで大切なのは一年の間に結果を覆すこと。また同じクルーとして組むことになるかはわからないが、附属として端艇部としてこの悔しさを胸に残り一年を有意義に使っていきたい。(小島)

招待男子2X (DISCOVERY)

招待男子2X
Lane Crew 500M 1000M Rank
4 中央大学杉並高校 2’26″88 4’56″97 2
5 筑波大学附属高校 2’22″62 4’39″39 1
四方八方から風が吹く、というわけではなかったが、強烈な逆流の中、レースは行われた。レース開始時刻は遅れており、集中力を持続させるのは難しいだろう、と心配していた。しかし、そのようなことは杞憂であった。スタートをしっかりと決め、中大杉並を一気に離すことに成功する。その後も、コンスタントに移ってからも差を広げる。その差をより広げる、ということはできなかったが、それはやむを得ない部分もある。それでも、最初につけた差を守りきり、大差をつけて勝利を飾ることができた。
あれだけの逆風の中タイムを出す、というのは難しい。しかし、後半のタイムのほうが前半よりも早かった。中盤での粘りが大きな課題であり続けた二人にとって、これは進歩の表れであろう。まだ他にも直す部分が残ってはいるが、ラスト一週間、この調子で頑張っていってほしい。(石塚)

男子ジュニア4X+ (蒼鱗/鳴鳳)

男子ジュニア4X+
Lane Crew 500M 1000M Rank
3 筑波大学附属高校_B (鳴鳳) 2’11″66 4’32″79 3
4 筑波大学附属高校_A (蒼鱗) 2’16″37 4’26″38 2
5 学習院高等科 2’05″84 4’20″37 1
鳴鳳: 相変わらず強い逆風であった。全員新二年生のクルーは、初めて体験する対校戦という、普段とは違う異様とも言える雰囲気の中で緊張していたのかもしれない。スタートっから学習院に飛び出され、後に蒼鱗、鳴鳳と続く。400mあたり、鳴鳳は蒼鱗を差し、抜き切るかに見えた。しかし、ここで3番の内藤が腹を切ってしまった。立て直しを全員で落ち着いて行う、ということができず、せっかく蒼鱗を差していたのに差をつけられ、後半には漕ぎに一体感が全く感じられなくなってしまう。そして、学習院をとらえることなく、レースは終わってしまった。
ミーティングに全員がいなかったので、厳しいことではあるが、繰り返し言う。あげ足を取るようであまり気分は良くないのだが、レース後にクルーの一人が「次にベストを出せればいい」と言っていたのを聞いた。確かに、この考え方は前向きではある。しかし、いつまでも“次”があるわけではない。今回のレースで明らかになった問題点は、コンディションが違うとは言えど、お花見の時からあまり変わりがない。お花見レガッタから一週間あり、修正する時間もあったはず。もっと各々の役割を自覚し、「背水の陣」の意識を持ってレースに臨んでほしい。(石塚)

対校4X+ (朱龍)

対校4X+
Lane Crew 500M 1000M Rank
4 筑波大学附属高校 2’14″19 4’17″02 2
5 学習院高等科 1’57″09 4’05″95 1
 

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