関東選抜都予選

2010/10/02 – 2010/10/03
埼玉県戸田ボートコース
女子2X_A(DISCOVERY)
S: 大森 麻由
B: 家村 理紗
女子2X_B(CHALLENGER)
S: 太田 理絵
B: 志津田 萌
男子2X_A(STAR LINE)
S: 佐野 大樹
B: 田中 秀瑠
男子2X_B(ENDEAVOR)
S: 磯上 宙伸
B: 長濱 和音
男子4X+_A(朱龍)
C: 繁田 直樹
S: 森田 明仁
3: 木村 秀行
2: 石井 康貴
B: 矢口 彰久
男子4X+_B(鳴鳳)
C: 山田 周司
S: 川上 哲平
3: 荒井 大輝
2: 野村 昌寛
B: 井口 祥太

女子2X

10月3日

No.54, 高校W2X Final, 12:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 筑波大学附属高校_B 2’13″73 4’09″78 4
3 都立日本橋高校 2’08″10 3’56″16 2
4 筑波大学附属高校_A 2’11″81 4’06″15 3
5 墨田川高校 2’03″17 3’41″29 1
はじめに東ボが出しているタイムは間違っている。実際は4分34秒ほどだ。事前の数モーションで高レートに少し安定感が出てきたものの、スタートのミスや蛇行など基本的な漕ぎの技術においていまだに不安が残るレースとなった。展開としては日本橋にずっと付いていき最後差しきるかと思われたが、むしろ差を広げられてしまった。また附属Bにも僅差であった。関東へは出場できるが、かなり厳しい戦いが予想される。今後の追い込みに期待したい。(斉藤)

男子2X(ENDEAVOUR)

10月2日

No.20, 高校M2X Heat A, 11:54
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大学附属高校_B 2’10″66 4’26″37 4
2 都立日本橋高校_B 2’15″10 4’29″24 5
3 中央大学杉並高等学校_B 2’20″60 4’44″05 6
4 早稲田大学高等学院_A 1’55″99 3’52″54 1->Final A
5 早稲田大学高等学院_C 2’02″03 4’09″47 3->Final A(T)
6 都立日本橋高校_A 1’56″40 3’56″17 2

10月3日

No.42, 高校M2X Final B, 11:18
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 中央大学杉並高等学校_C 2’20″15 5’20″01 5
2 学習院高等科_B 2’00″45 4’06″67 2
3 筑波大学附属高校_B 2’03″16 4’11″34 3
4 都立日本橋高校_B 2’00″64 4’04″60 1
5 中央大学杉並高等学校_B 2’03″84 4’13″16 4

男子2X(STAR LINE)

10月2日

No.21, 高校M2X Heat B, 12:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 早稲田大学高等学院_B Withdrawal
2 筑波大学附属高校_A 2’12″48 4’22″20 2->Final A
3 学習院高等科_A 2’12″48 4’22″79 3->Final A(T)
4 中央大学杉並高等学校_A 2’07″39 4’12″07 1->Final A
5 学習院高等科_B 2’15″41 4’33″62 4
6 中央大学杉並高等学校_C 2’53″33 5’30″65 5
少々逆流の中でのレースとなった。しかしstar lineは逆流の中での1000トラを集中して練習してきたため、スタートは1本目からしっかり水をつかみ3位につけることに成功した。持ち前のスパートで加速し、その間隔を維持したまま500mを過ぎる。若干2位の学習院Aがばて始めるとその差をじっくり埋めるがラストスパートを入れてきたために差し切れない。ラスト100mこちらのスパートでようやく差し切り半カンバス差の2位でゴール。後半の粘りは評価したいがスパートの艇速を維持できないのが課題となった。(堀野)

10月3日

No.55, 高校M2X Final A, 13:54
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 早稲田大学高等学院_C 1’53″99 3’50″46 3
2 中央大学杉並高等学校_A 1’58″99 3’59″17 4
3 早稲田大学高等学院_A 1’47″01 3’33″59 1
4 都立日本橋高校_A 1’50″12 3’43″30 2
5 筑波大学附属高校_A 2’00″65 4’03″72 6
6 学習院高等科_A 1’59″87 4’02″01 5
順流または静水の絶好のコンディションであった。スタートはなんとかバランスを保つことはできたが順流のためか全体として水をつかみ切れていなく、またフィニッシュでの押しが甘かった。前日僅差で勝利した学習院Aにも終始1艇身をつけられてしまった。順流での1000トラを練習していなかったことを後悔させられるレースとなった。関東大会のかかったレースだっただけに色々思うところはあるだろうが決勝での独特の緊張感を味わえたのは1年生にとって大きかったのではないか。(堀野)

男子4X+_B(鳴鳳)

10月2日

No.22, 高校M4X+ Heat A, 13:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 中央大学杉並高等学校_A 1’55″28 3’52″90 2->Final A(T)
2 早稲田実業学校高等部_A 1’50″75 3’47″71 1->Final A
3 筑波大学附属高校_B 2’02″14 4’23″21 5
4 中央大学杉並高等学校_B 2’09″11 4’18″17 4
5 中央大学杉並高等学校_C 2’09″41 4’17″94 3
練習中に沈するというアクシデントもありレース前に十分なアップをとることができなかった。スタートは目立った失敗もなくくらいつけていたが、コンスタントに入るあたりでは中杉、早稲田のAクルーに水をあけられていた。4、5レーンとは徐々に差を開き3挺身はあけられていたが、500mをすぎたあたりでストロークが腹をきってしまい、復帰に時間がかかりぬかされてしまう。そこから持ち直しさせるところまでいったが今度は三番の手が滑りオールを離しまた艇がとまってしまい結局最下位でのゴールとなった。
今回のクルーは時間の関係で逆の1000mを一回もやらせることができず、そのため慣れない環境でのレースとなってしまった。漕ぎの安定性や伸び、またそれ以外のことも多数改善点が見つかりいい教訓になったと思う。(穂積)

10月3日

No.45, 高校M4X+ Final B, 11:36
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 中央大学杉並高等学校_B 2’03″18 4’10″84 6
2 早稲田大学高等学院_A 1’40″51 3’30″48 1
3 開成高校 1’49″27 3’48″35 3
4 早稲田大学高等学院_C 1’49″56 3’44″08 2
5 中央大学杉並高等学校_C 2’02″78 4’06″10 5
6 筑波大学附属高校_B 1’55″83 3’56″11 4
今大会は波乱が多く、開成と学院Aがfinal Bにいるという例年では考えられないレースとなった。予想通り学院Aはスパートから飛び出しだいぶ離されてしまった。序盤は鳴鳳も開成、学院Cにくらいつけていたがやはり中盤に差し掛かると大きく水をあけられてしまう。しかし他二艇には大きく差を開き、前日のようなアクシデントもなくそのままゴールとなった。
今回のレースを見て技術面では相当進歩していると思った。スタートでも安定して押せてきているし、コンスタントも艇の伸びを感じられた。しかしそれと同時に力の弱さを改めて実感した。やはり力がなくてはどれほ技術があってもタイムは伸びない。これから長い冬がやってくるがここで力をつけておけば、開成レースは期待できるだろう。(穂積)

男子4X+_A(朱龍)

10月2日

No.24, 高校M4X+ Heat C, 13:12
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 開成高校 1’52″56 3’55″55 4
3 筑波大学附属高校_A 1’50″89 3’45″27 1->Final A
4 早稲田大学高等学院_D 1’51″76 3’47″83 2->Final A(T)
5 早稲田大学高等学院_B 1’55″06 3’53″57 3->Final A(T)
コンディションは軽い逆、対校が得意とする状態とは決して言えない。スパートからコンスタント切り替えるタイミングで艇速が落ちてしまい、他の艇に差される。ただ、もともと第二クォーターで持ち直す、というのがこのクルーの特徴であり、それがそのまま現れた。500メートル通過時点で2位の艇に1艇身をつける。しかし、ここから差を広げることができない。そのまま1位でゴールした。課題はスパートからコンスタントへのつながりと後半の伸びであることを確認し、翌日の決勝に臨むこととなった。(石塚)

10月3日

No.59, 高校M4X+ Final A, 14:18
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 中央大学杉並高等学校_A 1’50″99 3’42″87 6
2 早稲田実業学校高等部_B 1’46″13 3’41″60 5
3 筑波大学附属高校_A 1’46″51 3’38″04 1
4 早稲田実業学校高等部_A 1’44″64 3’38″10 2
5 早稲田大学高等学院_D 1’46″75 3’39″97 3
6 早稲田大学高等学院_B 1’45″18 3’40″87 4
予選のタイムは1位であった。1位になったことのない彼等が、この結果を受けてどうなるか、少し不安ではあった。昨日は昨日、今日は今日。どのようなレース展開になるかはわかったものではない。しかし、結果を見るとそれが杞憂であったことがわかる。
レースの展開としては、前日とは異なる、苦しいものとなる。もともとそれほど得意であったとは言えないが、スタートで先行することができず、第二クォーターのコンスタントも、勢いがない。500m時点では4位だった。しかし、ここから粘りを見せ、他の艇が疲れてきたこともあり、差が詰まっていく。ラストスパートで実業と差しつ差されつ、最後まであきらめずに蹴り続け、対校は1位で関東選抜に進出することを決めた。
依然としてスタート、スパートからのコンスタントのつなぎが弱く、ラストスパートも決して綺麗なものではなかった。課題は多い。今回の大会は、全体としてレベルが高いとは言えず、また、タイム的に見ると決勝Bの学院Aに遥かに及ばない。組み合わせの妙、あるいはアクシデントはこの競技には付き物であるとはいえ、まだ実質的なトップに立ったわけでなく、関東選抜では更なる強豪校とぶつかることになる。それまでに、どれほどレベルアップできるか、決して気を抜くことはできない。ただし、決勝レースにおいて1位という結果を残せたのは、とても大きいことである。ましてや、このレース展開、ずっと先行されていたところを完全に差し切って勝利した、という、いい経験を得ることができた。非常にポジティブな2日間だったと言える。(石塚)

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