第84回開成レース・第26回浦和一女戦
- 2011/04/21
- 埼玉県戸田ボートコース
- OBクォドルプル
- C: 石田 佳央(111)
- S: 石塚 秀行(109)
- 3: 近藤 清太郎(114)
- 2: 芹沢 隆博(109)
- B: 安藤 紘太(110)
- 招待女子2X(DISCOVERY)
- S: 太田 理絵
- B: 志津田 萌
- 招待男子2X(CHALLENGER)
- S: 川上 哲平
- B: 野村 昌寛
- 対校4X+(朱龍)
- C: 山田 周司
- S: 佐野 大樹
- 3: 荒井 大輝
- 2: 後藤 拓野
- B: 磯上 宙伸
OBレース
OBレース 15:00 | ||||
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Lane | Crew | 300M | Rank | |
2 | 開成艇遊会 | 2’27 | 3 | |
3 | 開成艇遊会 | 1’57 | 1 | |
4 | 桐漕倶楽部 | 1’58 | 2 | |
5 | 開成艇遊会 | 2’43 | 4 | |
「アテンション、ゴー!」昔の記憶が思わずフラッシュバックする緊張感の中、発艇した。天候は曇、肌寒く、強い逆流である。既に開成のマスターズクルーが発艇していたが、勝負を挑むのは同時刻に発艇する若手OBクルーと決めていた。絶対に負ける訳にはいかない。 彼らは高レートでスタートを決め、半艇身ほど先行する。我々も勝ちに行くべく、低レートで一本を確実に伸ばして食らいつく。ここまではシナリオ通り。後は向こうが落ちてくるのを待つだけだ。しかし、地力の差があり、1艇身差に広げられての2着でゴールとなってしまった。急造クルーにしてはよく闘えたが、敗北という悔しい現実は受け入れる他ない。来年は向こう10年勝てないと思わせる圧倒的な差で勝てるようにと思う。対校戦も、心技体を充実させての完勝を心から願う。 最後に、菅原監督始め、クルーのメンバーに感謝の意を表明したい。ボートは楽しい。ありがとう。(石塚) |
招待女子ダブルスカル
招待女子ダブルスカル 15:10 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
3 | 浦和第一女子高校 | 2’09″23 | 4’27″96 | 1 |
4 | 筑波大学附属高校 | 2’13″45 | 4’40″03 | 2 |
遂に迎えた一女戦。今までの努力はまさにこの一戦のためにあったと言ってよく、彼女達にはこの2年間で学んだことを遺憾無く発揮してもらい、後悔のない試合にしてもらいたかった。 レースは強い逆流の中始まった。スタートはほぼ互角、スパートでも差はつかず、課題であったコンスタントに突入する。練習においては、コンスタントはレートではなく一本一本の伸びを意識するように注意してきた。しかし、艇の伸びは一女のそれにやや劣っており、徐々に差をつけられていった。後半に至っても差しかえすことは出来ず、敗北を喫した。 彼女達にはあまり勝たせてやることができなかったが、それでも最後までついてきてくれたことに感謝している。(田中) |
招待男子ダブルスカル
招待男子ダブルスカル 15:40 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
3 | 中央大学杉並高校 | 2’00″54 | 4’08″82 | 1 |
4 | 筑波大学附属高校 | 2’13″31 | 4’15″97 | 2 |
対戦相手の中央大学杉並高校とは、3週間前のお花見レガッタの時点で、およそ5秒差がついていた。1週間前の院戦では、ダブルのクルーは解体されていたので、彼らは初めての対校戦がこのレースであった。 彼らの苦手とする、逆流の中でのレースであった。スタートで相手に出られたものの、最初の500mまでは半艇身差のまま粘ることができていた。しかしながら、第3クォーターに入ってからジリジリと相手に離され、差を縮めることができずに2位でゴールした。 クルーの2人にはこれが2年間の結果なのだと真摯に受け止め、この敗北をこれからの人生の中で活かしていってもらいたい。(柳沼) |
対校4X+
対校4X+ 16:00 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
3 | 筑波大学附属高校 | 1’54″91 | 3’56″90 | 2 |
4 | 開成高校 | 1’52″39 | 3’52″53 | 1 |
風はないが白波が時折見えるほどの強い逆流の中、レースは始まった。練習時から課題であったスタートだがやはり本番でもぱっとせず開成に出られてしまう。300mまではカンバス差でじりじりとつめていたが、ここで附属の漕ぎが乱れ始め徐々に差を広げられる。ミドルスパート、ラストスパートをいれてもレートが上がらず逆に焦ってしまい、バウペアが合わせられない。結果一回も差しかえすことができず、1艇身差でのゴールとなってしまった。 開成レース独特の空気のせいだろうか、練習で悪かったところがすべて出てしまっていた。中盤で持ち直すこともできず現役にとってもコーチにとっても、非常に歯がゆいレースとなってしまった。(穂積) |