第41回 学習院戦
- 2013/04/06
- 埼玉県戸田ボートコース
レース動画はこちら
- 女子招待クォドルプル(紫雲)
- C: 佐子 英梨子
- S: 室岡 佐永子
- 3: 國崎 真奈
- 2: 青柳 千夏
- B: 横田 智美
- 男子ダブルスカル(DISCOVERY)
- S: 田村 健吾
- B: 中村 凱人
- 男子ジュニアクォドルプル(鳴鳳)
- C: 児玉 翔太朗
- S: 安久 岳志
- 3: 重藤 真人
- 2: 伊勢川 明久
- B: 三辻 文登
- 対校クォドルプル(朱龍)
- C: 小松崎 夏海
- S: 石川 雄一
- 3: 後藤 拓野
- 2: 小関 遥
- B: 大原 光平
女子招待クォドルプル
女子招待クォドルプル 15:50 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
4 | 都立墨田川高校 | 2’16″33 | 4’33″07 | 2 |
5 | 筑波大学附属高校 | 2’10″96 | 4’26″76 | 1 |
春の嵐襲来の予報がずっと続いていて、当日の朝から湿った空気が空を覆っている、そんな中での院戦だった。例外的に対校レースから始まる試合。対戦相手の小松川高校は棄権し、墨田川高校は発艇15分前に出艇するようなレースだった。しかし、紫雲はそんな非常事態のなか、前回のお花見とはうってかわって気持ちのよい緊張感をもってレースに備えていた。 ある意味、スタートの瞬間から勝敗は決まっていたかもしれない。練習不足がありありと出ていた墨田川より早く飛び出しに成功し、結局ほぼ一回もさされることなく終盤をむかえ、勝利した。普通のレースだったらこれで万々歳なのだろう。しかし、一女戦での勝利を目指すクルーとしては、後半どうしてもタイムが落ちてしまうこと、途中危ない場面があったことなど、まだまだ改善点が見られ、更なる向上を目指してもらいたいと強く思う。(児玉) |
男子ダブルスカル
男子ダブルスカル 15:20 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
3 | 学習院高等科A | 2’03″98 | 4’15″28 | 3 |
4 | 筑波大学附属高校 | 2’02″39 | 4’06″55 | 1 |
5 | 学習院高等科B | 2’02″44 | 4’09″08 | 2 |
スタートで勝負を決めることを目標にしていたが250mまで三艇とも横一線の競ったレースとなってしまった。Discoveryの二人は焦りがあるのか上半身中心の漕ぎをしてしまい混戦からなかなか抜け出せず、逆に500m付近でスパートを入れた学習院に一艇身のリードを許してしまう。しかしここで諦めることなくDiscoveryもスパートで差し返し、ラスト100mで並び、最後は学習院Bが手を滑らせ勝利することが出来た。お花見レガッタの結果から予想していたレース展開に持ち込むことは出来ず、また序盤は理想の漕ぎからかけ離れていたことは残念だが、相手にリードされても冷静にスパートで追い上げることが出来たのに加え、対校戦においてもっとも重要である勝利を収めることが出来たのは二人にとって良い経験になっただろう。(根岸) |
男子ジュニアクォドルプル
男子ジュニアクォドルプル 15:10 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
4 | 筑波大学附属高校 | 2’08″82 | 4’15″97 | 2 |
5 | 学習院高等科 | 1’57″04 | 3’58″07 | 1 |
強い逆風の中でのレース。レース直前には雨が上がったが、クルーの体はかなり冷えてしまっていたようだ。どこか覇気がないようにみえたのは、そのせいかもしれない。 苦手のスタートは練習どおりでも、コンスタントに入った途端、はっきりと速度が落ちた。わずか10本で1艇身の差をつけられてしまった附属は、最後まで一方的に離されるのみであった。 逆風だということを考慮しても、今回の漕ぎはまったく練習の成果を活かすことができなかった。相手が見えなかったことによる、精神面の弱さが現れてしまったようだ。まさにお花見レガッタ1日目の構図と同じ。開成レースでは二度とこのような失敗は許されない。大事なのは、これから2週間の練習で、一本一本に集中することにどこまでこだわれるか、だ。(繁田) |
対校クォドルプル
対校クォドルプル 15:00 | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
4 | 筑波大学附属高校 | 記録なし | 3’39″93 | 2 |
5 | 学習院高等科 | 1’47″58 | 3’38″58 | 1 |
逆風・逆流が強い中でのレースだった。 苦手としているコンディションの中だったが、スタートでは落ち着いていたと思う。ある程度相手に出られるのは想定内であり、実際にスタートで先行された時も漕手は落ち着いていた。しかし、スタートで相手に与えたリードを最後まで詰めることができずに、敗れる結果となってしまった。 私も含めて、皆の頭のなかには第二クォーターまでで相手と並び、その後第三・第四で引き離すというレースプランがあったが、第二クォーターで追いつけなかったことでクルー全体の冷静さが失われ、結果皆がどこか微妙にずれ、ぴったりと合った漕ぎができなかったように思える。記録自体は悪いわけではなく、漕ぎも大崩れしたわけではなかったが、差しきることができなかったのは、①ミドルスパートをいれるタイミング、並びに船の伸びが悪い②何としてでも勝ってやるという執念が学習院のほうが上回った、という理由が考えられる。 開成戦までの期間で、上の二点に加えスタートでのピッチ・蹴りを向上するために、しっかりと練習に取り組んでいこうと思う。(柳沼) |
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