関東選抜都予選 結果

9月29日(日)に関東選抜都予選が開催されました。附属が出艇したレースは以下になります。

男子2X,女子4X+が、11月2、3日(土、日)に相模湖漕艇場にて行われる関東選抜大会に進出します。(河口湖での開催予定でしたが、渇水により相模湖に変更になりました。)

男子2X(DISCOVERY)
S: 田村 健吾
B: 西村 昂輝
女子4X+(紫雲)
C: 横田 智美
S: 西頭 麻希
3: 佐藤 水紀
2: 有田 晴香
B: 國崎 真奈
男子4X+_A(朱龍)
C: 三辻 文登
S: 小関 遥
3: 石川 雄一
2: 伊勢川 明久
B: 大原 光平
男子4X+_B(蒼鱗)
C: 小松崎 夏海
S: 中村 凱人
3: 岡島 慶太
2: 根岸 優至
B: 重藤 真人
男子4X+_C(鳴鳳)
C: 川口 奎人
S: 渡辺 鷹志
3: 宮田 優
2: 長谷川 舜
B: 安久 岳志

男子2X

 高校M2X Heat B, 10:40
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大学附属高校 1’47″31 3’42″59 1
2 早稲田大学高等学院_E 2’04″98 4’07″83 4
3 学習院高等科_A 1’54″01 3’51″04 2
4 開成高校 1’56″23 4’00″61 3
5 中央大学杉並高校_B 2’02″97 4’12″09 5
時折風が吹くものの、コンディションはおおむね静水。レガッタ日和のよい気候でした。
勝負はすぐに決まりました。スタートはややもたついたものの、そこからのスパートで他の4艇を突き放すことに成功します。500mを過ぎたあたりからはレートを30程度に落とし、あとは流すだけという余裕のあるレースでした。
相手校の力が未知数であったため、レースが始まるまでは不安もありましたが、終わってみれば圧勝でした。練習ではときに対校クォドに劣らないタイムを出すほどの実力があるクルーなので、必然の結果だったかもしれません。
午後の決勝は予選のタイムで負けていた中大杉並との争いになるかと思っていたところに、組み合わせが発表されました。6艇で行われると思われていた決勝レースが5艇になったことで中大杉並が外れ、その瞬間に男子ダブルとして9年ぶりの関東選抜出場が決まりました。(市島)
 高校M2X Final A, 14:20
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 本所高校 1’51″79 3’44″75 2
2 早稲田大学高等学院_C 1’52″24 3’49″91 4
3 早稲田大学高等学院_A 1’47″74 3’40″89 1
4 筑波大学附属高校 1’52″48 3’48″71 3
5 早稲田大学高等学院_B 1’55″17 3’51″24 5
午前より不安定な風が吹き、やや逆流でタイムの出にくい環境での決勝戦となりました。
スタートはやはり出遅れ、追いかける展開になりました。これは想定内だったので特に焦ることもなく、安定したコンスタントで500m手前では学院C、本所高校にほぼ並びます。2位も狙えそうなところでしたが、後半は疲れが見えて、結局3位でのフィニッシュでした。
1年生と2年生のダブルで東京都3位という結果はひとまず上出来と言って良いでしょう。1ヶ月後にはより進化した漕ぎで全国への勝負に挑みます。(市島)

男子4X+

 高校M4X+ Heat A, 11:10
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 早稲田大学高等学院_C 1’43″88 3’31″05 1
2 中央大学杉並高校_B 1’48″24 3’37″57 2
3 筑波大学附属高校_B 1’48″83 3’39″78 3
4 筑波大学附属高校_C 1’51″39 3’41″92 5
5 小松川高校 1’49″27 3’41″48 4
6 墨田川高校 1’52″00 3’49″80 6
Bクルー(蒼鱗)

少しの逆風はあったものの、中々のレース日和の中行われた今回のレース。
このクルーが前から苦手としているスタートで、他の艇に少し出られる展開からのスタートとなった。コンスタントに入ってから1レーンの学院に抜け出されたが、第2Q終了時点ではしっかりと2レーンの中杉に食らいつき全艇中3位で通過する。その後後半序盤では2位に浮上するものの、このクルーの最大の課題である第3Qで一気に艇速を落とし、中杉に差し切られ、さらには後続の2艇にも半艇身ほど差されてしまい、そのままゴールという形になった。
以前からの「3:40を切る」という目標は達成することはできたものの、課題の第3Qで漕ぎを崩してしまい、目標達成を喜ぶ反面悔いの残る結果でもあった。(齋藤)

Cクルー(鳴鳳)

8月末の強化練の時から「とにかく合わせる」ことを意識させてきた。出艇前のミーティングでも「後半漕ぎが崩れても合わせることだけは忘れるな」と話した。
スタートで崩れることはなかったが,うまく加速させることが出来ず,他の艇にリードを許す。その後コンスタントに入ってからは落ち着いた漕ぎは見せていたが,キャッチのタイミングが合わない。途中でコックスの呼びかけのおかげもあり何度か改善されたが,安定してキャッチが揃うことはなかった。中盤減速した小松川高校を差したものの差しきることは出来ず,5位でのゴールとなった。
タイムはベストを12秒上回るものであり,それ自体は喜ぶべきことだが「合わせる」という目標は達成されなかった。再度意識すべきことを確認して午後のレースに挑んだ。(佐野)

 

 高校M4X+ Heat B, 11:20
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 本所高校 2’00″23 4’00″23 6
2 中央大学杉並高校_A 1’41″26 3’28″30 3
3 学習院高等科_B 1’57″70 3’54″09 5
4 早稲田大学高等学院_A 1’37″92 3’17″50 1
5 筑波大学附属高校_A 1’41″53 3’29″55 4
6 開成高校_A 1’42″31 3’22″26 2
レース直前、練習中にオールが折れるというアクシデントがあり、オールを付け替えるのに手間取り、あまり練習時間を取ることができなかった。そのためスパート後に上手くレートを落とすことができず、ハイペースのまま漕ぎ続けてしまった。また、レースに不慣れなためか、いつものように力がうまく使えなかったようだ。開成高校とはレース前半並んでいたが、後半では大きく引き離されてしまったのは大きい。午後はもう少し附属にとって落ち着いたレース展開になることを期待する。(繁田)

 

 高校M4X+ Final C, 13:50
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 学習院高等科_B 1’58″78 3’55″91 3
3 筑波大学附属高校_C 1’54″88 3’50″43 1
4 墨田川高校 1’53″53 3’51″37 2
5 本所高校 2’02″47 4’08″09 4
意識すべきことは午前のレースと変わらない。「とにかく合わせる」ことを確認して出艇した。
スタートはクイックスタートになったが慌てることなく滑り出せた。午前のレースとは異なり,今回は初めから前に他の艇が見えていたせいか落ち着いて一本一本伸ばす。ところが,漕ぎは午前と大差なくキャッチが大きくずれては時々修正され,を繰り返すのみ。このクルーは良くも悪くも前半と後半でタイムがほとんど落ちないという特徴があり,そのおかげで中盤伸びを落とした墨田川を差し,今回は差し切ることが出来た。
課題は山積みである。一朝一夕で直るものではないためクルーにはうるさく言ってこなかったが,ミドルペアの舞い上がりはかなり顕著である。オールが舞い上がってしまうと「自分の思うキャッチ」のタイミングと「実際のキャッチ」のタイミングがずれるため漕ぎは揃わない。今後の練習の第1の課題である。とは言え,今回のレースで1位を獲ったこと,それも2位を差し切って勝利したことはクルーにとって良い経験になったと思うし,ボート競技の熱さを改めて実感できたと思う。この勝利の喜びを忘れずに今後各自の課題に取り組んでもらいたい。(佐野)

 

 高校M4X+ Final B, 14:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 中央大学杉並高校_C 1’54″79 3’54″06 6
2 中央大学杉並高校_B 1’48″62 3’43″31 4
3 早稲田大学高等学院_B 1’49″56 3’39″34 1
4 開成高校_B 1’51″36 3’40″34 2
5 筑波大学附属高校_B 1’50″93 3’44″53 5
6 小松川高校 1’49″89 3’42″82 3
午前中のレースの疲れが抜け切らない中迎えたこのレース。このクルー結成以来ベストとも言えるスタートを決め、序盤はしっかりとトップの艇に食らいついていた。だが、第2Qの後半から艇速が落ち始め他のクルーに先行を許し、課題の第3Qでさらにタイムを落とし隣の開成に差し切られてしまった。最後2レーンの中杉を差すかと思われたが届かず、全体5位という結果になった。
このクルーは結成当初からしっかりと実力を伸ばしてきた。だが1年、2年共に課題はまだまだたくさんある。これからの半年間でしっかり各々が自分と向き合い、自分を磨き、そして悔いのない春を迎えてくれることを強く願う。(齋藤)

 

 高校M4X+ Final A, 14:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 中央大学杉並高校_A 1’43″19 3’36″29 3
2 学習院高等科_A 1’48″57 3’41″52 5
3 早稲田大学高等学院_A 1’40″48 3’25″76 1
4 早稲田大学高等学院_C 1’50″57 3’42″57 6
5 開成高校_A 1’44″05 3’30″67 2
6 筑波大学附属高校_A 1’46″41 3’37″03 4
なんとか決勝Aに残ることができ、予選と同じような顔ぶれのレースとなった。午後は苦手な逆風ではあったが、それでもスタートからスパート後まで、落ち着いた漕ぎを見せてくれた。またも隣り合わせとなった開成高校には途中から大きく離され、目標としていた中央大学杉並にも一艇身ほど差をつけられてしまった。それでも最後に執念を見せた附属は、中央大学杉並にあと一歩まで差し、結果的に0.8秒遅れでゴールラインを通過した。
関東選抜本大会まで僅かにあと一順位及ばなかったことは悔しいが、それ以上に開成高校に大きく実力の差を開けられてしまったこともまた大きい。これはクルーを結成してからの練習量の不足に加え、スタミナの大幅な低下も原因だろう。これから冬を迎えるにあたって、圧倒的なトレーニングの不足を痛感する出来事となった。今一度残り半年の練習計画を見直していきたい。(繁田)

女子4X+

高校W4X+ Final, 12:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 筑波大学附属高校 2’12″20 4’25″56 3
3 中央大学杉並高校 2’02″11 4’11″08 1
4 墨田川高校 2’07″28 4’17″78 2
今回の大会はストロークの故障により前日にポジション変更を余儀なくされ、また参加校が3校だったため関東選抜進出が実質決定していたので無理をせずに漕ぎ切ることだけを考えて臨んだ。スタート直後から他の2クルーに先行を許すがその後は変更したばかりのクルーとは思えない落ち着いた漕ぎをみせ、大きく崩れることもなく漕ぎ切ることが出来た。1か月後に控えた関東選抜でも冷静なレースを行うことができるよう日々のモーションに取り組みたい。(根岸)

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