関東選抜2013 結果

11月2, 3日に相模湖にて関東選抜大会が開催されました。今年は附属から男子ダブルスカル及び女子クォドルプルが出漕し,女子クォドは予選敗退,男子ダブルは決勝まで駒を進め,5位入賞を果たしましたが,全国進出はなりませんでした。

男子2X
S: 田村 健吾
B: 西村 昂輝
女子4X+
C: 横田 智美
S: 西頭 麻希
3: 佐藤 水紀
2: 有田 晴香
B: 國崎 真奈

男子2X

11月2日

No.8, 予選2組, 10:10
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 富士北稜 1’50″73 3’53″77 (5)
3 筑波大附属 1’49″34 3’42″83 2
4 法政第二 1’53″37 3’49″83 (4)
5 慶應志木_A 1’46″16 3’40″36 1
6 館林_A 1’49″71 3’43″10 (3)

「クルー結成以来最悪」のスタートから徐々に追い上げ、館林Aと競る展開になりました。漕ぎは粗いものの、持ち前の蹴りの勢いで後半になっても粘り強い漕ぎをしていました。着順は岸からは全く判らず、試合を終えた選手も微妙な表情で結果には期待をしていませんでしたが、放送が入ってどうやら2位らしいとわかり、予想外の結果に半信半疑ながらも嬉しい準決勝進出が決まりました。スタートをまともに決めていれば慶應志木とも勝負ができたという思いが残り、悔しい反面翌日に期待の持てるレースになりました。(市島)

11月3日

No.39, 準決勝1組, 10:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 本所 1’45″62 3’35″53 (4)
2 慶應義塾 1’44″49 3’34″07 1
3 吉田_A 1’45″28 3’37″12 (5)
4 慶應志木_A 1’44″01 3’34″68 2
5 筑波大附属 1’46″36 3’35″08 3
6 館林_A 1’46″68 3’37″82 (6)

予選のタイムからすると漕ぎ次第で1位にも最下位にもなりうる組み合わせだったため、準決勝はかなりの緊張を持って迎えました。

弱い順流のなか行われたレースでした。スタートはどうにか決めて、横一線のままレースは進みます。終盤に入っても団子状態で、やはり結果は発表を待つしかありませんでした。結局は4着と0.45秒差の3着で、予選に続くギリギリの勝ち抜けにこのクルーの勝負強さを感じました。前半500mで5位だったところを追い上げて3着に入ったことは、選手たちにとっても後半に勝負ができるという自信になったようです。また、都予選で4秒差をつけられた本所高校を打ち破ったことは、決勝進出と同じくらいに喜ばしいことでした。(市島)

No.47, 決勝, 12:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大附属 2’04″30 4’09″36 (5)
2 慶應義塾 2’02″74 4’10″62 (6)
3 潮来 1’51″18 3’48″59 1
4 横浜商業 1’54″07 3’49″82 2
5 富士河口湖 1’57″24 3’57″85 3
6 慶應志木_A 1’56″24 4’01″69 (4)

準決勝2組から上がってきた学校のレベルが非常に高かったので、当たって砕けろの精神で準決勝よりもリラックスして臨んだ決勝戦でした。

午前とは正反対の逆流で、実力がはっきり現れる厳しい環境でした。いざレースが始まると、それに加わってモーターボートの横波に何度も襲われて思うように艇を進められず、経験の浅い附属は序盤から遅れをとります。ゴールは遠くからでも上位とは大差がついていることが分かり、順位以上の厚い壁を感じる結果となりました。しかしその一方で、準決勝で敗れた慶應義塾を後半で差したことは高く評価でき、このクルーの成長を感じました。

今大会では決勝に残ることが最大の目標であったので、5位入賞は選手・コーチにとっても満足の結果でした。2人にはこれにとどまらず精進してもらい、他の部員を引っ張っていく存在になってもらいます。 (市島)

女子4X+

11月2日

No.10, 予選2組, 10:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 筑波大附属 2’17″56 4’35″73 (5)
3 浦和第一女子_B 1’56″08 3’53″11 (2)
4 富士河口湖_A 2’02″70 4’08″86 (4)
5 横浜商業 2’01″03 4’02″28 (3)
6 市立川口 1’55″18 3’52″48 1

様々な事情が重なり都予選後の1ヶ月間はあまり練習がとれておらず、また予選と敗者復活の間が2時間と短かったため、あまり無理をせず丁寧な漕ぎを心がけることを確認して出艇した。

 レースは序盤から大きく離される厳しい展開になってしまい、肝心の漕ぎも、相模湖は岸からコースが離れているがそれでもハッキリと認識できるほどキャッチがズレており全く統一感が感じられなかった。お世辞にも良い漕ぎとは言えず課題の残るレースとなった。(根岸)

No.21, 敗者復活, 13:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 富士河口湖_B 2’23″83 4’46″05 (4)
3 富士河口湖_A 2’12″94 4’26″15 2
4 浦和一女_B 2’04″39 4’14″23 1
5 中大杉並 2’17″35 4’36″76 (3)
6 筑波大附属 2’23″25 4’47″54 (5)

午前とは変わって逆流でのレースとなった。蛇行したこともあり、結果は富士河口湖Bとの競り合いに勝てず全体で最下位になってしまった。墨田川と中大杉並の東京勢とは相変わらず差があり、浦和一女は決勝で1位2位を独占した。

強豪校との力の差は大きく、その差を埋めるべく冬場には厳しいトレーニングを課すつもりだが彼女たちは乗り越えてくれると信じている。(根岸)

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