第86回開成レース・第28回浦和一女戦

2014/04/19
埼玉県戸田ボートコース

動画はこちらから、写真はこちらからご覧になれます。

OBレース(珠龍)
C: 穂積 暢史
S: 石塚 勇輝
3: 佐藤 駿
2: 柳沼 翔平
B: 行川 修平
女子招待クォドルプル(紫雲)
C: 佐藤 水紀
S: 横田 智美
3: 有田 晴香
2: 國崎 真奈
B: 西頭 麻希
男子ダブルスカル(DISCOVERY)
S: 大原 光平
B: 岡島 慶太
男子ジュニアクォドルプル(鳴鳳)
C: 渡辺 鷹志
S: 中村 凱人
3: 長谷川 舜
2: 重藤 真人
B: 安久 岳志
男子ジュニアクォドルプル(蒼鱗)
C: 三辻 文登
S: 田村 健吾
3: 川口 奎人
2: 長谷川 遼
B: 伊勢川 明久
対校クォドルプル(朱龍)
C: 小松崎 夏海
S: 石川 雄一
3: 宮田 優
2: 西村 昂輝
B: 小関 遥

OBレース

OBレース 14:45
Lane Crew 250M 500M Rank
4 桐漕倶楽部 2’37″15 2
5 開成艇友会 2’28″69 1

※平均年齢の差を考慮して,桐漕倶楽部は開成艇友会のスタートから25秒空けてスタートしました。

女子招待クォドルプル

女子招待クォドルプル 15:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
4 筑波大学附属高校 2’21″33 4’53″03 2
5 浦和第一女子高校 2’13″67 4’31″87 1
苦手とする逆流でのレースとなった。スタートで不注意があり大きく出遅れてしまう。一度は食らいつくものの、強い逆流の中で体力の消耗が激しく、中盤以降は漕ぎが小さくなってしまい、大差をつけられてしまった。一女は確かに格上の存在であったがお花見レガッタの結果から考えて、ここまでの差は予想していなかった。ラフコンディションの中でも変わらない漕ぎが出来る「強さ」を求めることが来年度以降の課題になるだろう。

123回の2人は今回で引退になる。1年間ついてきてくれたことを感謝したい。124回の3人にはこの悔しさを胸に来年度も部を引っ張ってほしい。(根岸)

ジュニアクォドルプル

ジュニアクォドルプル 15:15
Lane Crew 500M 1000M Rank
3 筑波大学附属高校(蒼鱗) 2’05″39 4’12″94 3
4 開成高校 2’06″29 4’12″50 1
5 筑波大学附属高校(鳴鳳) 2’04″74 4’12″74 2
一週前の院戦とは打って変わって強い逆流の中でのレース。風の影響もあり、普段よりもスタートで出ることができなかったが、第1Q終了時点では両艇共に半艇身強の差を付けることができた。
附属としてはそこからさらに突き放し、最後まで逃げ切る予定であった。だが第2Qで差を広げることができず、苦手な第3Qで差を詰められた。そしていつもなら艇速の上がる最終Q。逆流の中体力が残っておらず、最後の最後で両艇共差し切られてしまった。それぞれの艇の差は僅か0.2秒だった。
「順流、いやせめて静水なら・・」と今でも思わずにはいられないが、それも実力の内。ラフコンディションへの適応力が低かった我々の敗北であった。
2年生にはこの悔しさを決して忘れることなく、この1年を密度の濃いものにしていって欲しい。(齋藤)

男子招待ダブルスカル

男子招待ダブルスカル 15:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
4 本所高校 2’11″78 4’20″01 1
5 筑波大学附属高校 2’12″53 4’30″52 2
かなりの逆風が吹く中のレース。
前半〜中盤こそ有利にレースを進めてはいたが、漕ぎは乱れていた。500mを過ぎたあたりから、一本ごとにみるみる差が開く。附属の漕ぎはますます乱れ、大差をつけられてのゴールだった。
お花見レガッタの結果から、相手はかなりの格上と分かっていたが、想定以上の差をつけられての敗北だった。附属クルーはそれなりの速さのあるクルーではあったが、やはり脆いところがあり、それが最後のレースで出てしまった。
本所ダブルは関東選抜で附属と対戦してこちらが勝利したときと同じクルーだった。あれから5ヶ月、再び現れた彼らは信じられないほどに力をつけていた。その間に、こちらがどれほどのことをしてきたのか。もっと強くなれなかったか。一指導者として振り返らずにはいられない。
この日の敗北は、まさに附属ボート部の敗北であった。一年後に同じ思いをしないためにも、これからもボートを漕いでゆく全ての選手達には、悔いなき積み重ねをしてほしい。(市島)

対校クォドルプル

対校クォドルプル 15:45
Lane Crew 500M 1000M Rank
4 筑波大学附属高校 1’53″36 3’53″63 2
5 開成高校 1’53″99 3’50″57 1
今年の春は風が例年より穏やかだったが、久々の強い逆流の中、レースはやって来た。いつもと違う空気が感じられたのは、風のせいか、それともレースが作り出す独特な雰囲気のせいだろうか。
直前練習で少々修正したスタートは功を奏し、はじめは僅かながら開成より前に出ることができた。
中々相手を引き離すことができないながらも、全力を出し切れていたように思える。
しかし、相手はやはり強い。
500mを機に少しずつ詰め寄ると、ラスト250mで開成は附属を一気に差し切り、そのまま3秒もの差をつけてゴール。
こちらが全く想定し、危惧していた通り、後半に粘り強く漕ぐ開成には、勝つことができなかった。これがもし得意の順流だったら‥などとついつい考えてしまうが、多少の運もあれど、大方やはり同じ結果になってしまっていただろう。

なぜかというと、今回の結果が両校ともお互いの実力を恐らく100%出し切った上での敗北だったからだ。

パワーやポテンシャルは附属の方が多少上回っていたかもしれないが、やはり相手の方が上手かった。練習の成果なのだろう。今回僅かではありながらも、明らかな実力差でこちらが負けてしまったことの意味は大きい。

例年以上に実力のあった附属クルーでも、相手が強ければ、ただの負けになってしまう。その意味では、対校戦の敗北は果てしなく辛い。

悔しさを感じながらも、ここまで我が部を長年に渡って奮い立たせてくれる開成にも、感謝したい。(繁田)

 

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