平成27年度関東選抜都予選

 

2015/10/11
戸田ボートコース
男子ダブルスカルA (ENDEAVOUR)
S: 高橋 宣成  B: 福谷 一将
男子ダブルスカルB (DISCOVERY)
S: 見崎 秀憲  B: 長坂 英朗
男子舵手付クォドルプル (白鳳)
C: 増田 裕樹 S: 杉村 虎祐 3: 福田 稔樹 2: 能 泰雅 B: 藤田 穣圭
女子ダブルスカルA (海国民)
S: 竹原 由希子 B: 水口 璃音
女子ダブルスカルB (CHALLENGER)
S: 白石 桃子 B: 小野 花菜

男子ダブルスカルB 予選

M2x No.6 Heat_C 10:50
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 日本橋高校_B 1’55″90 3’54″44 3
2 筑波大学附属高校_B 1’50″78 3’49″70 2
3 早稲田実業高校 2’04″92 4’10″64 5
4 小松川高校_E 1’53″63 3’54″78 4
5 中央大学杉並高校_A 1’47″29 3’42″38 1
様々な事情があり大会の直前に結成されたこのダブルは、本当に少ない練習の中、着実に上達してくれた。しかし、レースで最高記録を大幅に塗り替えたことが、まだまだ漕ぎを合わせる余地があったことを示していたとも言えよう。2人ともこれからの練習の中で着実なステップアップを果たしてほしい。(安久)

男子ダブルスカルA 予選

M2X No.7 Heat_D 11:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 開成高校 1’55″66 3’53″51 3
3 小松川高校_C 1’54″89 3’54″51 4
4 筑波大学附属高校_A 1’58″24 3’52″38 2
5 早稲田大学高等学院_A 1’47″05 3’42″36 1
午前に行われた予選は弱い順流の中でのレースだった。1年生にとっては初めてのレースであったがその緊張からかスタートで腹切りをしてしまい、開成高校と小松川高校Cのクルーに2艇身半程リードされる展開となった。腹切りからの復帰後は目立ったミスもなく着実に差を詰めて700m地点で開成と小松川Cと並んだ。ラストスパートで差し切り1艇身弱の差をつけての2着でゴールした。この結果、午後の決勝Bに進むこととなった。(石川)

男子舵手付クォドルプル 予選

M4X+ No.10 Heat_C 11:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 開成高校_B 1’46″23 3’35″61 4
2 学習院高等科_A 1’38″97 3’24″51 2
3 筑波大学附属高校 1’40″51 3’26″15 3
4 本所高校 1’50″11 3’47″33 5
5 小松川高校 1’37″69 3’20″99 1
静水の中でのレース。このクルーはスタートを苦手としておらず、安定してスタートを決める。
しかし、スパートからレートが上がりきらず、また動きは4人揃ってはいるもののドライブスピードが遅く、第二クオーター終了時に小松川、学習院に前に出られてしまう。前に出られた焦りから、後半になっても漕ぎを切り替えることができず、力だけが空回りしてしまう。結果、前半作られた差を詰めきれず3位でゴールとなり、タイムでの決勝への進出となった。
ここ1ヶ月、対校の課題であったドライブスピードの遅さという点は直前一週間では改善されていたものの、本番でその脆さが出てしまった。
改めてドライブスピードをクルーで揃ってあげることを再確認し、午後のレースへと向かった。(川上)

女子ダブルスカル

W2X No.12 Final 11:50
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 中央大学杉並高校_A 2’10″96 4’25″34 4
2 本所高校 1’54″65 3’53″73 1
3 中央大学杉並高校_B 2’11″35 4’28″73 6
4 中央大学杉並高校_C 2’12″55 4’28″40 5
5 筑波大学附属高校_A 2’02″15 4’10″73 2
6 筑波大学附属高校_B 2’07″79 4’19″58 3
コンディションは静水順風と極めて良好。

海国民は、スタートを得意とするクルーではないが、スタートで飛び出し本所に続いて2位、コンスタントに入った頃には前後との差は1艇身以上に広がり、その後も本所に徐々に引き離されると同時に他艇を引き離す展開となった。第2Qまでは、ベストタイムの1分00秒・1分01秒で250m・500m地点を通過。そのままキープしたい所だったが、第3Qに入ると疲れが見え始める。なんとか耐えたものの、第4Qに入ってもいつものようにラストスパートで上げられない。普段の練習のような安定してラストスパートであげるという漕ぎではなかったが、むしろ第1Qが出せないという苦手を克服出来たと言える。強豪校を目の当たりにし、関東選抜に向けて第1Qで出しつつラストに上げられる漕ぎをなんとか残り3週間の練習で仕上げたい。
CHALLENGERの1年生2人にとっては初めて出漕する試合。スタートに苦手意識を持っていたが、海国民に続き3位に出た。そのまま海国民に食らいついていく。最後は乱れも見えたが大きく崩れることは無くフィニッシュ。彼女らの持ち味である高レートをキープしつつラストスパートでさらに上げることができる体力と力強い伸びは本番でも発揮された。しかし、彼女らのミーティングでは、コンスタントで失敗した、フィニッシュが抜けてしまったと満足とは程遠い。

2艇とも自己ベストを大きく更新する好タイムを叩き出し、2,3位フィニッシュという快挙を成し遂げた。一校一艇ルールによってBクルーは関東選抜には出場出来ないが、彼女らにとって、チームにとって大きな意味のある入賞だ。まだまだ伸びしろが大きい彼女たちの成長に期待してほしい。(室岡)

男子ダブルスカル決勝B

M2X No.18 Final_B 13:40
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 開成高校 1’57″97 4’00″68 6
2 筑波大学附属高校_A 1’48″53 3’43″81 1
3 筑波大学附属高校_B 1’54″22 3’55″79 5
4 小松川高校_D 1’51″92 3’47″84 2
5 早稲田大学高等学院_B 1’55″31 3’51″59 3
5 日本橋高校_B 1’56″15 3’54″01 4
午前中吹いていた弱い風が止み、静水でのレースとなった。予選では失敗したスタートがミスなく決まり、スタートスパート終了時点で前に出ることができた。コンスタントに入ってからも艇速を落とすことなく舟を進め続け500m地点で2位に約3秒差の1位、最終的にその差を維持して1着でゴールした。現時点でのベストの漕ぎはできたが、クルー結成時に立てた静水で3分40秒を切るという目標は達成できなかった。技術的にはまとまってきているもののドライブ一本一本の力強さにはまだまだ伸びしろがある。クルーの二人には今大会とそれに向けた練習を通して何を得て何が足りなかったのかを今一度整理し、これから始まる秋・冬の練習に臨んでもらいたい。(石川)
午前中のレースで体力を使い果たしたようで、このFinalでは前半で既に他艇のリードを許していた。後半に入っての落ちは他艇以上にあり、最終的には5位でのゴールインとなった。2年の長坂には、残り限られた期間の中でいかに効率よくタイムを更新するかをよく考えてほしい。1年の見崎にとっては今日が初めてのレースだったので、新しい体験だらけだったと思う。2レースを漕がなければならない日でも体力不足に陥らないように、秋以降の練習に精力的に臨んでほしい。(安久)

男子舵手つきクォドルプル決勝A

M2X No.23 Final_A 14:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大学附属高校 1’40″45 3’24″69 3
2 早稲田大学高等学院_A 1’37″33 3’22″50 2
3 小松川高校 1’38″68 3’22″11 1
4 開成高校_A 1’41″43 3’26″93 5
5 学習院高等科_A 1’39″96 3’26″13 4
5 中央大学杉並高校_A 1’42″56 3’27″37 6
午前と同様、静水の中でのコンディションとなった。
午前の反省点を生かし、4人で上体の動きを揃えドライブスピードを改善する、ということを強く意識し試合へと向かった。
スタート、附属は体が固まってしまいミスをし、出遅れてしまう。
一本のメリハリはついてきたが、レートが午前同様上がらず前半で学習院に対し先に出られるという、午前と同じレース展開となった。
しかし後半、一本で伸ばすということがクルーで認識できており着実に艇を伸ばすことができ、ゴール手前学習院を差し切ってのゴール。
関東選抜への進出を決めることができた。午前課題として上がったドライブスピードという点は改善されたものの、本人たちは依然として納得しておらず、今回の勝因は体力的な粘り勝ちであったとクルーの中で結論付けた。
また、関東という大舞台がかかった試合で体が硬くなってしまったことはいなめず、クルーの中でも勝利が望める試合だっただけに、力んでしまったということも大きな反省点である。
この接戦を制し関東選抜への切符を掴み取ったことは評価すべきところであり、結果として残すことはできたものの、課題がはっきりと見えた試合となった。
この状態のキープでは関東選抜での成果は困難であることは明白であり、この2週間での課題の解決、またクルーとしての成長が必須であると強く意識付けてこの試合を終えた。(川上)

ご声援の程、よろしくお願い致します。

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