第65回全日本高等学校選手権大会東京都予選会 結果

2017/6/18
戸田ボートコース

6月18日(日)に行われました第65回全日本高等学校選手権大会東京都予選会に以下のクルーが出漕いたしました。

惜しくもインハイ本戦出場は叶いませんでしたが、エントリーした3種目全てでFinal Aまで進出しました。動画はこちらからご覧ください。

女子シングルスカルA(INTREPID)
S:岡島珠実
女子シングルスカルB(瑞鶴)
S:須藤英恵
男子シングルスカル(ISAAC)
S:高橋宣成
男子ダブルスカルA(海国民)
S:松野大河
B:齋藤大地
男子ダブルスカルB(CHALLENGER)
S:川井俊輝
B:児玉祥

男子シングルスカル

No.1 M1X heat A 10:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 本所高校(山岡) 1:56.20 3:55.12 3->Final A(T)
2 早稲田大学高等学院(神山) 2:04.36 4:11.74 5
3 中大杉並高校(野毛) 1:50.43 3:51.31 1->Final A
4 日本橋高校(中西) 1:54.88 3:55.72 4->Final A(T)
5 筑波大学附属高校(高橋) 1:53.54 3:51.78 2->Final A
6 早稲田実業高校(白仁) 2:04.85 4:19.05 6
 午前は弱い逆風が吹く中のレースでした。

 スタートは回転より水中の押しを重視したこともあり、3・4レーンに先行を許しました。徐々に追い上げて第2クォーターで4レーンを差し、2位で500mを通過します。ラストスパートは入れず後半の第3・4クォーターはイーブンペースで、トップと僅差の2着となりました。2ハイ上がりのため、着順で予選通過を決めました。(石川)

No.16 M1X final A 13:50
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 本所高校(山岡) 1:59.24 4:01.46 6
2 筑波大学附属高校(高橋) 1:54.80 3:55.29 3
3 千歳ヶ丘高校(江畠) 1:50.47 3:43.71 1
4 中央大学杉並高校(野毛) 1:51.36 3:49.46 2
5 日大鶴ヶ丘高校(仲川) 1:59.96 4:00.98 5
6 日本橋高校(中西) 1:58.13 3:58.48 4
 決勝の時間帯も弱い逆風でした。

予選同様スタートで2艇に先行を許しました。このレースではここから差が詰まらず、前半で水をあけられてしまいます。インターハイ出場のためには何としても追い上げなければならなかったのですが逆に差は広がり、2着と大差をつけられての3着に終わりました。

都予選優勝・インターハイ出場を逃し、高橋はこれが高校生としての最後のレースとなりました。(石川)

女子シングルスカル

No.3 W1X heat A 10:20
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大学附属高校A(岡島) 2:07.19 4:19.34 1->Final A
2 文京学院大女子高校(郡) 2:17.50 4:37.97 5
3 中大杉並高校C(照沼) 2:19.82 4:55.28 6
4 中大杉並高校A(田中) 2:12.73 4:30.43 4
5 江戸川女子高校(比後) 2:08.82 4:28.07 3->Final A(T)
6 本所高校(福岡) 2:06.78 4:20.40 2->Final A
前半で先頭集団に入ると、第3クォーターでは艇速を落とすことなく粘りを見せた。スパートで追い上げを見せ1位でフィニッシュ。
レートにこだわりすぎず、しっかり一本一本のストロークに集中できたことが勝因だった。
万全のコンディションとは言えない中ベストタイムを10秒以上更新したことは素晴らしい。(中村)
No.4 W1X heat B 10:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 中大附属高校(柳) 2:08.13 4:24.45 3 ->Final A(T)
2 日本橋高校(塚本) 2:04.24 4:22.66 1 ->Final A
3 隅田川高校(林) 2:11.01 4:34.92 4
4 小松川高校(西山) 2:07.54 4:24.04 2 ->Final A
5 筑波大学附属高校B(須藤) 2:26.85 5:07.67 6 ->Final B
6 中大杉並高校(広戸) 2:16.08 4:44.08 5
レース前の練習では、コンスタントでレートを落としすぎてしまう傾向があったが、本番では、レートを落とせずにスパートのときのままであった。高レートのまま進んだので、第1クォーターまでは周りに食らいついていたが、そこからは体力も限界を迎え、次第に離されていってしまった。
最後まで漕ぎが崩れることはなかったが、フィニッシュが押し切れておらず、一本で進める距離が短かったように感じた。(有田)
 №11  W1X  Final B  13:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
1  中央大学杉並高校_C(照沼)  2:23.82  5:01.76  5
2  文京学院大学女子高校(郡)  2:19.86  4:45.04  3
3  中央大学杉並高校_A(田中)  2:18.11  4:40.74  2
4 墨田川高校(林)  2:12.59  4:35.82  1
5 中央大学杉並高校_B(広戸)  2:18.98  4:46.23  4
6 筑波大学附属高校_B(須藤)  2:28.21  5:08.05  6
予選とは違って、スパートからコンスタントでレートを落とすことが出来た。だが、風が強かったこともあり、全体として低レートであった。低レートのときこそ、フィニッシュで押し切り、一本の漕ぎを大きくすることが大事であるが、それがうまくいかず周りの船と距離を離されてしまった。(有田)
 №15  W1X  Final A   13:40
Lane Crew 500M 1000M Rank
1  中央大学附属高校(柳)  2:08.27  4:21.52  2
2  日本橋高校(塚本)  2:07.37  4:19.31  1
3  筑波大学附属高校_A(岡島)  2:10.79  4:24.91  5
4  本所高校(福岡)  2:11.23  4:22.38  3
5  小松川高校(西山)  2:10.48  4:24.67  4
6  江戸川女子高校(比後)  2:13.98  4:36.82  6
スタート直後は懸命に食らいつくも、徐々に差が開いていく。中盤でキャッチが乱れ始め、その差はなかなか縮まらない。
スパートをかけるも追い上げることができず、無念の5位。彼女は奮闘してくれたが、全国を目指すにあたってライバルのレベルの高さを肌で実感されられるレースとなった。彼女にはこの経験を自らの成長に還元するだけでなく、部全体のレベルアップのために寄与してくれることを期待したい。(中村)

男子ダブルスカル

No.5 M2X heat A 10:40
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 小松川高校B 1:45.03 3:36.54 1 ->Final A
2 小松川高校D 1:48.43 3:46.02 3
3 日本橋高校 Withdrawal
4 学習院高等科B 1:51.04 3:53.56 4
5 筑波大学附属高校A 1:46.10 3:37.95 2 ->Final A(T)
今回のインターハイ予選は、彼らが2年生となって初の試合であった。スタートは苦手としていたが、本番ではうまく決まり前に出る。しかし、小松川高校の高レートスパートに追いつかれ、第1クォーターは2着で通過する。第2第3クォーターでは、漕ぎが安定してきたのもあり少しずつ距離を詰めていく。しかし、ラストスパートをかけたあたりで焦りや疲れからか、漕ぎが崩れ始た。結局差し切ることができずに、2着でゴールした。しかし、2着とはいえ、三年生が多い中タイムで決勝Aに上がることはできたことには、自信を持って欲しい。(宮田)
No.6 M2X heat B 10:50
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大学附属高校B 2:00.95 4:02.55 5->Final B
2 本所高校 1:44.66 3:34.57 1->Final A
3 早稲田実業高校 1:53.59 3:50.31 4
4 中大杉並高校 1:48.24 3:40.53 3
5 学習院高等科A 1:46.20 3:38.11 2->Final A(T)
今回の大会は彼らにとって、ダブルとして、そして2年生として初めてのレースであった。スタートは、クォードを長く一緒に漕いでいた経験を生かして先に出る予定でいたが、周りの3年生クルーには及ばず、前に出ることはできなかった。そのまま第1クオーターで一気に距離を離されてしまう。その後スタートから300メートル地点あたりではまだついて行けていた5位のダブルにも500メートル地点で完全に離され、完敗した。この結果の理由としては、3年生クルーの実力もそうだが、彼らが怪我などでレース直前あまり練習できていなかったことが一番大きい。今後の試合ではいい成績が残せるように、練習のあり方を見直す必要がある。(宮田)
 №13  M2X  Final B  13:20
Lane Crew 500M 1000M Rank
1  学習院高等科_B  1:52.20  3:53.56  4
2  小松川高校_D  1:51.69  3:48.18  3
3   中央大学杉並高校  1:47.82  3:42.82  1
4  小松川高校_C  1:51.22  3:47.95  2
5  早稲田実業高等部  1:56.73  3:54.77  5
6  筑波大学附属高校_B  2:03.95  4:10.28  6
決勝は予選と違い、スタートでは全体で3番目に出ることができた。しかし、底で作ったリードはスパートですぐに取り返されてしまう。決勝Bの中では予選タイム最下位。それでもある程度は食らいついて行くつもりだったが、始めの250メートルで又しても置いていかれてしまった。体力面、技術面、クルーとして漕ぎを合わせる力、全てにおいて周りに劣っていることを思い知らされるレースとなった。2年生の滑り出しとしては厳しい結果ではあるが、今後の課題と、部活への姿勢を考え直す上で、非常に意味のあるレースになったのではないかと思う。練習量、質と共に、怪我に対する対策等見直していかなければならないことを感じた。(宮田)
 №18  M2X  Final A  14:10
Lane Crew 500M 1000M Rank
1  筑波大学附属高校_A  1:49.29 3:43.02  6
2  小松川高校_B  1:46.47  3:37.06  4
3  小松川高校_A  1:42.07  3:28.55  1
4  本所高校  1:44.49  3:35.01  2
5  早稲田大学高等学院  1:47.08  3:37.28  5
6  学習院高等科_A  1:45.54  3:35.26  3
スタートの時点ですでに他の艇には1艇身くらいの差をつけられ、そのまま漕ぎを改善することもできず、徐々に離されて6着でのゴールとなった。個々の漕ぎとしてある程度出来上がってきていてもクルーとして無駄が多く、周りの船についていくことができなかった。また、クルーを組んでから1ヶ月あまりしか経っておらず、1日に2試合行うことへの対策ができなかったのが1つの大きな敗因であると考える。秋の選抜戦に向けて、2試合あることを見据えて戦う経験というものの必要性を感じた。他校の3年生クルーとの、経験値、実力の差を感じる1戦であった。(宮田)

ご声援ありがとうございました。

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