附属端艇部通信48号
先日の第2回東日本夏季競漕大会で1年生の多くはデビュー戦を終え、高校生は夏休みに入っています。
今回の端艇部通信では、本年度の両ヘッドコーチの挨拶をお届けします。
男子ヘッドコーチ 宮田優(124回)
本年度男子ヘッドコーチを務めます、124回宮田優です。
先日、東日本夏季競漕大会が戸田で行われました。一年生にとっては初のレース、残念ながら1年生の乗っていたクルーはメダルには届きませんでした。しかし、初の本格的な「並べ」で得たものは大きく、彼らが今後の練習とどう向き合っていくかを再び考える良い機会となったのではないでしょうか。また、二年生男子ダブルは三位という結果に終わり、秋の選抜大会で全国を目指すという目標の中で、自分たちが今どのくらいの立ち位置にいるのかを再確認させられるレースとなりました。
男子は東京勢がますます力をつけており、都予選を抜けることも簡単ではありません。今は実力差をつけられてしまっているため、この夏でいかにして成長し、周りを追い越せるかが非常に大事になって来ます。夏は厳しい練習が続きますが、秋そして春のレースで良い結果を残せるよう現役部員を支え、彼らの成長の力になるよう、精一杯サポートして参ります。何卒、応援よろしくお願い致します。
女子ヘッドコーチ 大原光平(123回)
東日本夏季を終え新しく女子ヘッドコーチとなりました123回の大原光平です。女子の練習は男子とはいくらか勝手が異なることもありますが、現女子コーチ達と前シーズンのヘッド2人の協力もあり徐々に感覚を掴んできているところです。
私が女子ヘッドとなったことで実感したことは、今まで男子・女子コーチ間の情報交換がそれほど盛んに行えていなかったことです。この立場となって女子コーチ陣と話す機会が多くなり、聞いてみると私が知らない知識を彼らが知っていたり、その逆もありました。その中には知っていればスキルアップに繋がることも当然含まれています。それらの情報を一部で留めておくにはコーチはもちろん部員のためにもなりません。些細なことでも全体で共有していき、より活発な部活にしていきます。
最後に、今年の目標である「開成レース一女戦、院戦全艇勝利」と「全国大会出場」へ向けて部員・コーチ共々1モーションごとに課題を定めて1つずつクリアしているところです。漕ぎに終着点はありませんが、課題を潰していったその先にはこれら2つの目標達成に必ず繋がっていると信じて日々の練習を大切にしたいと思います。
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