平成29年度関東高等学校選抜大会東京都予選会 結果

2017/9/10
戸田ボートコース

9月10日(日)に行われました平成29年度関東高等学校選抜大会東京都予選会に以下のクルーが出漕しました。
この結果、女子シングル(岡島)と男子シングル(齋藤)が10月28日・29日に相模湖で行われる関東選抜に出場することが決まりました。
ご声援ありがとうございました。レース動画はこちらからご覧ください。

女子シングルスカル(INTREPID)
S:岡島珠実
男子シングルスカル(ISAAC)
S:齋藤大地
女子ダブルスカル(ENDEAVOUR)
B:田中彩恵 S:宇田川遥海
男子ダブルスカルA(海国民)
B:村上陸人 S:白砂壱唯
男子ダブルスカルB(CHALLENGER)
B:川井俊輝 S:坂本平蔵
男子クォドルプル(朱龍)
B:石川太陽 2:岩岡優太 3:白根礼於 S:見本大知 C:宇治知哉

女子シングルスカル

 No.1 W1X heat A 10:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 墨田川高校B(百瀬)  Withdrawal
2 墨田川高校A(林)  4:25.67  3
3 日本橋高校(志賀)  5:02.94  4
4 筑波大学附属高校(岡島)  4:13.37  1
5 本所高校(福岡)  4:18.04  2
 流れは順流。スタートから他の艇を離し、500m地点からはペースダウンして余裕のある漕ぎをすることができた。その割にはタイムもそこそこ出て全体1位での通過となり、体力的にもメンタル的にも決勝に向けて順調な仕上げが出来た。(大原)
 No.20 W1X Final A 14:00
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 中央大学杉並高校_A(長野) 2:13.81 4:31.60  5
2 本所高校(福岡)  2:10.12  4:25.77  3
3 筑波大学附属高校(岡島) 2:09.96  4:21.19  1
4 江戸川女子高校(比後) 2:06.46 4:22.89  2
5 文京学院女子高校(郡)  2:11.15  4:30.02  4
6 墨田川高校_A(林)  2:13.43  4:32.58  6
 流れはわずかな逆流。予選全体1位ではあったが500mのタイムでは1・4レーンとほとんど変わらず、始めに出られても決して漕ぎを乱さないことを頭に入れてのレースとなった。
決勝戦。スタートから大きなミスが無かったにも関わらず4レーンに大きく出られる。そのまま苦しい展開が続いていき、ラスト250mでもまだ1艇身差つけられていた。しかし、そこからが粘り強かった。一漕ぎ一漕ぎじわじわと差を詰めていき、最終的に0.5艇身差をつけての大逆転勝利を収めた。
下調べにより4レーンは後半落ちることが分かっていて希望があったのもあるが、本人が日々の努力で培ってきたメンタルの強さ、そして「最後まで決して諦めない」という想いこそが今回の大逆転勝利を生み出したのだと思う。この都予選での経験を生かし、関東大会に向けてしっかり調整していく。(大原)

男子シングルスカル

N0.4 M1X heat B 10:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 中央大学杉並高校(佐藤)  1:58.17  4:06.96  4
2 安田学園高校(中川)  1:54.20  3:54.70  2
3 墨田川高校(森)  1:57.62  3:58.98  3
4 早稲田大学高等学院C(萩原)  2:06.05  4:13.17  5
5 筑波大学附属高校(齋藤)  1:50.01  3:46.48  1
 関東選抜大会へつながる本レースは、水面も穏やかで、レース日和でした。5レーンだったこともあり、スタートであまり落ち着くことができず、初めの3本、少しだけ体勢を崩します。しかし、すぐに持ち直し、他艇を引き離していきました。そのまま優位は変わらず、スタート後500m地点では完全に独走状態となり、当初の予定通り体力に余裕を残したまま決勝Aへの出場を決めることができました。(宮田)
 No.21 M1X Final A
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 安田学園高校(中川) 1:59.54 4:01.41 5
2 学習院高等科(伊藤) 1:58.17 4:00.45 4
3 筑波大学附属高校(齋藤) 1:53.11 3:48.73 1
4 本所高校(高尾) 1:56.96 3:53.07 3
5 日大鶴ケ丘高校(仲川) 1:56.96 3:50.98 2
6 墨田川高校(森) 2:00.77 4:03.59 6
 レースは予選同様、穏やかな天候の中行われました。練習から苦手だったスタートは完全に失敗し、他艇に置いていかれてしまいます。しかし、すぐに差を縮め、第1クォーターが終わる頃にはトップに躍り出ました。第2クォーターで2位の選手に1艇身以上差をつけ、そのまま優位を保って1着でゴールしました。目標であった、都選抜優勝を達成し、いい形で次の関東大会への切符を勝ち取ることができました。今回のレースでは彼の苦手な部分も見ることができたので、次の関東大会に向けて、今後の練習を通して良くしていきたいと思います。(宮田)

女子ダブルスカル

 No.6 W2X heat A 10:50
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 小松川高校B  2:02.64  4:09.50  2
3 小松川高校A  1:55.81  3:57.15  1
4 筑波大学附属高校  2:07.14  4:16.74  3
5 中央大学杉並高校B  2:18.82  4:48.12  4
 今回は2人にとって初めての試合であった。課題は焦ると上体を突っ込みすぎてキャッチ周りが雑になることだったので、レース中は基本的に上体のことを気をつけさせるようにした。スタートでの失敗はあったものの、漕ぎは安定しており、今までのような雑なキャッチは減っていた。結果、ベストタイムで目標タイムも切ることができた。初めての試合としては良いレースとなり、決勝Aに進めた。(有田)
 No.22 W2X Final A 14:20
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 中央大学杉並高校_A 2:07.21 4:21.26 5
2 本所高校 1:58.62 4:05.03 3
3 日本橋高校 1:53.23 3:53.29 1
4 小松川高校_A 1:56.10 3:55.66 2
5 小松川高校_B 2:03.89 4:12.06 4
6 筑波大学附属高校 2:11.65 4:28.06 6
 予選のタイム順では最下位であったものの、5位とは1秒も差がなかった。他の艇とのタイム差も考えて、関東を狙えない位置ではなかった。
レースでは、予選同様、スタートがうまくいかずに出遅れた。最後まで中杉を差していたが結局追いつけず最下位であった。午前の疲れが出たのか上体が突っ込んでおり、うまく船を進められなかったようなので今後は持久力と集中力を課題としていく。また、次のレースまでにもう一度基本的な動きを確認させ、体に無理に負担がかからない漕ぎを目指していく。(有田)

男子ダブルスカル

 No.8 M2X heat A 11:10
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 中央大学杉並高校B  1:53.55  4:01.99  4
3 小松川高校  1:44.38  3:43.51  2
4 中央大学杉並高校A  1:41.81  3:33.31  1
5 筑波大学附属高校A  1:48.13  3:45.42  3
 このクルーは1年生2人で組まれましたが、2人ともこのレースがデビュー戦となりました。スタートでは必死に食らいつくも、小松川高校と中央大学杉並高校のクルーに徐々に離されてしまいます。レース中盤は、各校艇同士がそれぞれ離れて漕ぐレース展開になり、彼らは3位で500mを通過します。残り300mで、小松川高校が腹を切り一度追いつきますが、再び抜かれて3位でレースを終えました。1位上がりのレースでしたが、タイムでは全体5位につけ、見事決勝Aに進出しました。(宮田)
 No.9 M2X heat B 11:20
Lane Crew 500M 1000M Rank
2 早稲田実業高校A  1:53.90  3:54.41  3
3 中央大学杉並高校C  2:04.81  4:17.72  4
4 筑波大学附属高校B  1:53.38  3:49.01  2
5 本所高校  1:46.59  3:37.24  1
 第1Qのスパートで伸ばしきれず2レーンの早実に約一艇身つけられてしまい、そのまま第2Qの中盤まで差を縮められずにいた。しかし第2Qの終盤から徐々に差を詰め第3Qの初めの足蹴りにより完全に差し切ることに成功した。差し切った後、しっかりその差をキープしラストスパートまで持って行けたことがファイナルAへの出場をできた要因だと思う。(能)
 No.23 M2X Final A 14:30
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 筑波大学附属高校_A  1:46.15 3:37.00 5
2 日本橋高校_A 1:44.06 3:32.15 2
3 中央大学杉並高校_A 1:42.50 3:28.35 1
4 本所高校 1:46.52 3:36.21 4
5 小松川高校 1:44.46 3:33.25 3
6 筑波大学附属高校_B 1:55.48 3:51.60 6
 (A:海国民)スタートは少し反応が遅れたこともあり若干出遅れましたが、コンスタントに入るに連れて、船を落ち着かせて、伸ばしていくことができていました。予選は5位での通過でしたが、中盤は4位に着けます。しかし、上位3艇とは約1艇身離されたまま500mを迎えました。ミドルスパートをかけ、なんとか追いつこうと試みますが、2年生を中心とした他のクルーのスパートに逆に離されてしまい、最終的には5着でゴールしました。3着上がりだったため、彼らの今年の選抜大会はここまでとなります。今年は1年生で未熟な部分も多く、勝ち上がることができませんでしたが、来年以降、期待ができるレースでした。(宮田)

(B:CHALLENGER)スタート三本から他の艇に差を開けられ、その差は広がって行き、大きく離されての6位フィニッシュとなった。レース経験の少なさ、技術の習熟度合い、いろいろなものがまだまだ未熟であったということを選手は痛感しただろう。今回感じたであろうそういったことは忘れないでもらいたいがそれよりも、最後まで蹴り込みゴールした自分たちを讃えることを忘れないでほしい。
技術面・精神面の両面で彼らにはますます強くなっていってもらいたい。(能)

男子クォドルプル

 No.12 M4X+ heat B 11:50
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 学習院高等科  2:02.01  4:08.43  6
2 筑波大学附属高校  1:51.43  3:48.74  4
3 中央大学杉並高校A  1:38.17  3:26.26  1
4 墨田川高校  2:00.24  4:04.67  5
5 開成高校B  1:48.64  3:37.84  3
6 早稲田大学高等学院A  1:42.50  3:32.84  2
 スタート直後に隣のレーンを漕いでいた中央大学杉並高校Aや早稲田大学高等学院Aに出られる展開となった。1年生4人のクルーであったからかコンスタントに入った時に崩れ、その崩れを改善できないままレースは進んでいく。レートを低く抑え一本一本着実に押していく開成高校Bに対してレートに見合ったドライブができないまま附属のクォドは置いていかれる結果となった。そしてそのまま漕ぎは安定しないままゴール。直前の練習では好タイムを出していたこともあり、普段の漕ぎが出せなかったことに大きな反省の残るレースとなった。(岡島)
 No.12 M4X+ final B 13:50
Lane Crew 500M 1000M Rank
1 墨田川高校 2:04.93 4:15.43 6
2 筑波大学附属高校 1:56.38 3:51.97 4
3 本所高校B  1:53.61  3:46.29 3
4 中央大学杉並高校B  1:54.20 3:45.25 2
5 早稲田大学高等学院B  1:51.27  3:43.31 1
6 学習院高等科  2:00.57 4:04.75 5
 一本目のレースから2時間しかレストのない二本目のレース。スタートは先に抜け出した早稲田大学高等学院Bと出遅れた墨田川高校を除く4艇で並んだ。しかし午前に課題が残ったコンスタントへの移行で本所高校B、中央大学杉並Bに置いていかれる結果となった。半分まではなんとか中央大学杉並Bに食らいついていたものの第3クォーターに入ると艇速が落ち置いていかれた。
午前一本レースをやり、疲れから脱力して漕げるかと思ったがその見込みは甘く午後も引き続き硬い漕ぎが続いた。場数の問題も大いにあるだろうが日頃の練習から試合当日の緊張感に負けないクルー作りを心掛ける必要があると感じた。(岡島)

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