第90回開成レース・第32回浦和一女戦 結果
4月14日(土)、第90回開成レース・第32回浦和一女戦が行われました。
女子対校ダブルスカルは惜敗、男子対校クォドルプルは勝利を収めました。
レース動画はこちらからご覧ください。
- 男子クォドルプル(白鳳)
- C:宇治知哉 S:齋藤大地 3:白砂壱唯 2:見本大知 B:岩岡優太
- 女子ダブルスカル(ENDEAVOUR)
- S:岡島珠実 B:宇田川遥海
- 男子ダブルスカル(CHALLENGER)
- S:石川太陽 B:川井俊輝
- 男子シングルスカル(INTREPID)
- S:坂本平蔵
男子ジュニアシングルスカル
14:50 男子ジュニアシングルスカル | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
3 | 筑波大学附属高校 | 2’02”22 | 4’09″43 | 2 |
4 | 開成高校 | 1’54″75 | 3’56″41 | 1 |
スタートで少し出たもののそこから差をつけられた。1500m地点では風に煽られ大きく時計が落ちた。タイムを見ても分かる通り大差で負けてしまった。課題の残るレースであった。(岡島) |
男子ジュニアダブルスカル
15:00 男子ジュニアダブルスカル | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
3 | 筑波大学附属高校 | 1’52″14 | 3’48″44 | 1 |
4 | 中央大学杉並高校 | 1’52″70 | 3’56″94 | 2 |
第1Qで前に出られたものの、このクルーが持つ「コンスタントで一本しっかり押す」という強みを生かし、第2Qでしっかりと差し返した。第3Qでは若干敵に差し返され、見ている方は焦ったが、それでも漕手達は漕ぎを崩さずやはり一本一本を丁寧に押すことで第4Qに入った後もまた差を大きく広げそのままフィニッシュとなった。このクルーが勝てたのは、スタートはいつもの練習のほうが良かったが、「いつも通りの漕ぎができたから」であると思う。当日はかなり風が吹いていたが、直前の練習で同じようなコンディションでトラをやれていたことも功を奏した。
出艇前の円陣で「絶対勝て」と俺は言った。そして、開成レースという大きなプレッシャーのかかる中、しっかり勝利をもぎ取って帰ってきた。この2人を俺は誇りに思う。(能) |
女子対校ダブルスカル
15:20 女子対校ダブルスカル | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
3 | 筑波大学附属学校 | 1’58″86 | 4’05″07 | 2 |
4 | 浦和一女高校 | 1’55″72 | 3’59″63 | 1 |
スタートでは一女についていくも、スパート、コンスタントにかけて徐々に離されていく。最後まで差を縮められることは一切なく、そのままゴール。今年の一女戦は五秒差での敗北となった。 このレースでの附属の漕ぎは良くもなく悪くもなく、という感じだった。しかしそれでは一女に勝てない。一女の漕ぎは附属より一本で水を押す力が断然違い、5秒差という数字以上に一女の力強さを痛感させられた。 来週はお花見レガッタで負けた中杉との再戦。一週間でやれることを全てやり、全力で勝ちに行く。(大原) |
男子対校クォドルプル
15:30 男子対校クォドルプル | ||||
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Lane | Crew | 500M | 1000M | Rank |
3 | 筑波大学附属高校 | 1’40″88 | 3’27″05 | 1 |
4 | 開成高校 | 1’43″25 | 3’37″45 | 2 |
南から6mもの風が吹き、大荒れになるかもしれないという不安の中、レースはスタートしました。2年生が3人乗っていて、旗でのスタートに慣れていないこともあり、はじめの1本は少し乱れてしまいます。しかし、落ち着いて2本目から合わせていき、序盤から少しリードすることができました。第1クォーターが終わったところではまだカンバス差ほどのリードでしたが、伴走をしながら、彼らの勝利を確信しました。1年間、低レートでの、代わり映えしない辛いメニューをこなして来たおかげで、「基礎力」がかなりついた今年の対校クルーは、コンスタントレートでの安定感が抜群です。第2クォーターではどんどん差を話し、500mを過ぎたところで1艇身にその差を広げていきます。しかし、油断はせず、後半もしっかりと安定した漕ぎを続け、最後は3艇身離して大勝を収めました。「少数精鋭で、3艇身離してコテンパンに勝つ」というのが今年の対校クルーの目標でしたが、見事その通りに彼らはやってのけました。 3年生が漕手としては2人しかおらず、不安の中始まった今年度の附属端艇部でしたが、毎日の練習を、手を抜かずに、正直に行うことができた部員たちのおかげで、非常に良い形で開成レースに勝利することができました。努力が報われた、最高のレースだったのではないでしょうか。(宮田) |
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