附属端艇部通信53号

連日の暑さの中、次の大会が近づいてきています。

今年の春からコーチを務める4人の1年生コーチのうち、2人から挨拶をいただきました。

有山拍我(126回)

1年コーチになりました有山拍我です。今年の1年コーチは多人数制となっており、指導にあたり試行錯誤を繰り返してきましたが、その体制から早くも3ヶ月が経過しました。今年入った129回生は男子8人、女子3人と大勢が入部してくれました。ようこそ。彼らは真面目に練習に励んでいて、エルゴの記録では私のベストを越えている者もいます。そんな彼らに私が指導するというのは、ともすればおこがましいのではと感じるときもありますが、私にも現役時代の2年間で培ったボートの知識と経験だけはあるので、その全てをなるたけ伝えていきたいと思っています。また、近年の附属ボート部は力を増してきていて、開成レース、院戦ともに勝利、そして斎藤・白砂ダブルがインターハイに出場しています。この流れに乗り遅れないようにコーチ一同頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします。

高橋宣成(126回)

コーチを始めて3ヶ月が経ちました。ボートの知識だけに関わらず、新しい発見が多々ある日々です。指導に必要な知識を蓄えるにつれて、そうした事に受け身になりがちだった現役時代への後悔も少しだけ感じました。しかし今はそれよりも、昔と違う形でこの部活に関わることで得られるものや、この附属端艇部が辿る道に対して、大きな期待を感じています。さて、優れたコーチとは的を射るような指導以前に、堅固な信頼関係があってこそ成るものだと僕は思います。顔を合わせてからの時間こそまだ短いですが、今の部員たちなら成し遂げられるものがあると信頼しています。そして今を必死に漕いでいる彼らが勝利だけでない何かを得られるような、そうした2年間を積み上げていきたいと思っています。

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